安住の住処
わたしはいつも思う
ここが好きだ、ここにいたいと。
でもそれは叶うことがない。
とどまることを許されない。
常に変化を拒みながらも変化し続ける。
そろそろ気づきたい。
どこにいようとも、今、この瞬間に美しさを感じていたことに。
どの場所だって、美しさを見出せる今があることに。
外側にあるもののようで、そうでないような瞬間の美。
嘆き悲しむことで
それらを
遠くへ置き去りにしないでいたい。
安住の地などないかもしれない。
同じ暮らしがずっと続くことも・・
それでも、わたしはここにいる。
彼はいう、わたし自身を安住の住処にしなさいと。
わたしに寛いでいなさいと。
命というものが、わかっているようでわかっていないけど、
命というものに喜びを感じる。
わたしの手を見て慈しみを感じる。
愛しさも。
拙い文章だけど
想いを綴れたことに感謝します。
ありがとう。