東海道徒歩制覇~江戸から京まで歩く旅~ ①
2023年3月5日から16日の12日間かけて東海道を踏破したので文字にまとめます。
1日目
前泊の埼玉の大宮から電車で東京駅へ、そこから歩いてスタート地点の日本橋に移動しました。出発時間は7:30です。
まずは1つ目の宿場の品川宿を目指します。
品川宿までは国道15号に沿って真っ直ぐ進みます。途中で日本初の鉄道の起点駅である新橋駅を通ります。鉄道の区間は横浜までの約29km、この日は横浜を超えて戸塚まで約40km歩きます。そう考えると当時の鉄道の距離は短いですね。
品川駅を超え15号から別れJRの線路を超えると品川宿の入口です。ここが東海道五十三次の浮世絵の描かれた場所です。
品川宿は少し雰囲気もあって面白かったです。
次の宿場は川崎宿、国道15号に合流したり別れたりしながら神奈川との県境の多摩川を目指します。川崎宿の絵の場所は六郷橋です。
次は神奈川宿です。神奈川宿までの道には鶴見線の国道駅、生麦事件の発生場所、キリンビール横浜工場があります。
神奈川宿の絵の場所は横浜駅近くの坂、写真の田中屋は絵に書かれている「さくらや」の前身です
次の保土ヶ谷宿の絵の橋は帷子橋、相鉄天王町駅前に跡地があります。
この辺り方小雨が降り始めました。
次が一日目の目的地戸塚宿です。
途中には権太坂があり疲れきった体をいじめてきます。そして雨も強くなり初日から心が折れそうです。
戸塚宿の絵の場所は大橋です。
この日は戸塚駅前のホテルに宿泊しました。
到着時間は17:45です。
雨でカバンがビチョビチョ、一日目から最悪です(泣)。横浜名物のシウマイ弁当を食べました。
2日目は天気が回復していました。出発時間は9:35、寝坊で2時間遅れです。小田原宿まで歩きます。
約8km歩いて藤沢宿に到着、絵の場所は遊行寺橋です。
次は平塚宿、絵の場所の目印は高麗山です。
平塚宿から次の大磯宿までは約3km、途中のマクドナルドで昼食をとりすぐ出発しました。
次の宿場は本日の目的地の小田原宿、途中でこの旅初めての海が現れました。
絵の場所は酒匂川です。
この日の到着時刻は18:40、小田原駅近くのホテルに宿泊しました。
3日目
この日は箱根の峠を越えます。
出発時間は8:31
旧街道は石畳の部分があり、湿っていたこともあってよく滑りました。
途中には通行止めの区間もありました。
正直めっちゃ疲れました。体力的にも精神的にもキツすぎる。野生動物が出てきてもおかしくないような道を1人で歩くのは本当にキツい。
箱根の絵の場所は分かりませんでした。
箱根は外国人観光客も多く、賑わっていました。
ここから三島宿までは下り坂、転がるように進みました。富士山が良く見えました。
三島の絵の場所は三嶋大社です。
この後は頑張って沼津まで行きます。正直フラフラです。
沼津の絵の場所は狩野川です。
終了時刻は19:22、この日は近くのホテルに宿泊しました。
疲れたので一旦ここで切ります。
この後は寝坊したり通行止めの影響を受けたりしながら進んでいきます。