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Jewelryって高そうなイメージ。それには理由があった。

こんにちは。
NIJOのshunsukeです。長崎にある小さなアトリエで今日も職人が地金を溶かしていました。
地金が溶けるとともに、Jewelryとして価値を持つものが生まれようとするのです。このnoteでは、貴金属を用いたジュエリーについて知ってしまうと、街に歩くときに楽しくなるお話をします。


Jewelryとは-アクセサリーとの違い-

そもそもJewelryとはなにか。耳に覚えがある単語ですが気にせずスルーしている方々も多いのではないでしょうか。

英語で装身具全般のこと。
宝飾品はファイン・ジュエリー(Fine Jewelry)と区別する。
宝飾品宝石貴金属を用いて作られた装身具。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%BC

簡単に言うと、宝石やシルバーやゴールドなどの希少価値の高い素材を使用した装飾品のことをジュエリーと言います。
では、アクセサリーはというと、髪飾りやベルト、ピアスなど使用する素材に制限がなく、おしゃれをするためのものの総称です。

つまりJewelryかアクセサリーの違いは、使用する素材が限定されているか否かのようです。

どちらもおしゃれをするために使用しますので、気にしないでいい問題でした。(笑)


刻印について

アクセサリーとジュエリーの違いは、素材に限定されているとのことでしたが、一目で素材について判断できるポイントがあります。
それが、刻印です。

私はついついお店などにあるアクセサリーで気になるものがあると、裏側をチラッと見てしまう変な癖があります。ジュエリーには刻印があるので、値段表記等に記載されていない場合は、刻印で判断ができるのです。

貴金属のジュエリーには、金、銀、プラチナなどによって記載が異なります。

【金を含む場合】

・K24   純金の場合 (金含有率99.9%以上のもの)
・K20        (金含有率83.3%以上のもの)
・K18   (金含有率75.0%以上のもの)
・K10   (金含有率41.7%以上のもの)

カラーゴールドと呼ばれるものは銀などが使用されており、その配分で色味が変わるみたいです。
例として、K18WG  (ホワイトゴールド)
     K18YG     (イエローゴールド)
     K18PG  (ピンクゴールド)
などです。金だけでもこのような違いがあります。

また別のnoteど刻印について深掘りします。

Jewelryは高いイメージ

アクセサリーとジュエリーと聞くとどちらが高そうに聞こえますか?
アクセサリーは総称にも関わらず、なぜかジュエリーの方が高級感があるように感じます。

実際問題、ジュエリーに使用される貴金属の価格が年々高騰しています。
刻印の例に挙げたでは史上最安値で1998年では1グラム865円でした。
それが今では、1グラム約9000円もしているのです。

そのため、金などの貴金属を含むジュエリーの価値は、貴金属の原価にも左右されると言うことも、ぜひ知っていただきたいです。

有名ブランドや、お店に並んでいるジュエリーを見ると値段もさまざまです。これについては、また面白い話がありますので次のnoteでまとめたいと思います。

ウィンドウショッピングをするときに、ついついアクセサリーを持ち上げて、刻印があるか確認する変な癖が、周りにうつらないよう願っておきます。



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