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GoTo愛媛をしたっけ①|ナインチェ・プラプラウスの「いつかいなくなっちゃうかもだし」#41

大人はずるいなぁ。
子供の頃、歌詞とかでたくさん見た言葉を、自分が大人側に足を踏み入れた時、その大人になってないかなって心配になります。
気がついたら、半分くらい大人に染まっています。
でも、染めたくない半分は、なんとか大事にしたいんです。

どーもどーも、ナインチェ・プラプラウスです。半分もちんちんじゃないです。

(前回のあらすじ)
去年の秋、GoToを使って、四国旅行に行った。初日は高知だった。

二日目の朝は、前日と同じ轍を踏まないように気合い十分です。
失敗しないように、逆にスケジュールは余裕を持たせました。

・四国大横断(高知〜愛媛)
・お昼ご飯(伊予水軍で鯛飯)
・しまなみ街道ドライブ
・生口島
・因島
・宿(東道後のそらともり)

いやぁ、四国は意外と広い。
寝起きよろしく、早速に、車をぶっ飛ばします。
太陽が真上に上がる前に、なんとか目的地まで到着します。

本日のメインイベント、しまなみ街道ドライブに合わせて、お昼ご飯は愛媛の最北端でいただきます。
お店は、「伊予水軍」さん。
地元の食材をふんだんにつかった定食を提供してくれます。
小鉢でいくつも運ばれてくる食事の中に唐揚げが。
二人は、子供の頃のこと何故か思い出しました。
大人になって海鮮系の食事は、超贅沢と思えますが、子供の頃は意外と味気なく思ったものです。
そんな子供にとって、小鉢の唐揚げは救世主。
なんで2、3個だけなの、という顔をして他の料理に手を付けないでいると、大人が小鉢を交換してくれたものです。
さてさて、現在の大人な二人は、唐揚げよりも鯛飯に夢中。
うんうん、こうして歳を重ねていくのです。唐揚げもうまいけど。

41回_01

伊予水軍を出た二人は、すぐそこに広がる瀬戸内海の海の絶景に、しまなみ街道ドライブへの好奇心を掻き立てられます。
目的地は、生口島・因島。
生口島は、レモンをはじめとした柑橘系の栽培が有名ということで、ミフィちゃんの希望。
因島は、漫画「ヒカルの碁」で登場する島ということで、ご主人の希望です。

生口島に到着すると、早速、賃貸物件の看板が。
月2万5千円という破格の家賃を目にし、移住したい熱が高まります。
そんな興奮のまま、目指すは、レモン谷。
一面、レモンの木が並びます。
写真好きのミフィちゃんはパシャリ・パシャリ。
ご主人は、少し手持ち無沙汰にウロウロ。
そうこうしていると、一つ、妙に浮いた感じで置かれているガチャガチャの台を見つけました。
なんだか怪しいと思いつつ、記念にと、ガチャガチャ・・・
出てきましたは、レモンのキャラクターのストラップ。
なんとも憎めない顔つきで、「レモンチェ」と命名。
ちょっと騒がしい感じですが、仲良くしたるか・・・

レモンチェを引き連れた二人は、もう少し生口島をドライブします。
海岸もありました。うわお。絶景。
近くで少しだけ有名なジェラード「しまなみドルチェ」なんかも食べて、大満足な生口島でした。

41回_02

そしてお次は、因島へ。
ご主人が人生で一・二に好きな漫画「ヒカルの碁」、因島はその中で出てくる島でした。
人生でここまで近くに来ることももう2度とないかもしれないと思ったご主人は、ミフィちゃんにお願いして、当日追加で寄らせてもらうことにしました。
運転した甲斐があったね!

「ヒカルの碁」は、過去に志半ばで死んだ碁の棋士、藤原佐為が現代に亡霊として蘇るという物語。タイトルにもある主人公、ヒカルは亡霊の佐為に碁を教わり強くなっていきます。
因島は、その佐為が過去に一度亡霊として蘇った際に碁を教えた、本因坊秀策(実在します。佐為が取り憑いたのはフィクションです)の故郷。
実際に秀作記念館などがあるため、作中でもヒカルが因島に訪れる描写がありました。

まさに聖地巡礼。
ミフィちゃんは、一切読んでいませんが、ご主人に連れられます。
作中に倣って、本因坊秀策囲碁記念館を訪れます。
すると、隣にあった因島石切神社がありません。
ん、と見ると取り壊し中とのこと。うーん作中で出てきた光景がなくなってしまうのは悲しい。
半壊くらいの時だったので完全になくなる前にこれただけ、よかったのかな。
最後に、本因坊秀策のお墓を訪れて、島をあとにしました。

41回_03

二つの島は、全然違う目的で行ったのですが、どちらも童心を思い出す、そんな場所でした。
開放感があって、ゆったりとしていて、懐かしくて、この感覚、忘れたくないし、いつか戻りたいんですよね。いつか。

超クタクタな二人。
ではでは、もうあとは宿に向かうだけ。
二日目の宿は、せっかくのGoTo、少しだけいい宿を取りました。
「東道後のそらともり」
部屋の中に温泉があるところで探しました。
結果、温泉施設に宿泊ルームがある、こちらの宿となりました。
通常の温泉のみのお客さんとは一味違った楽しみができて大満足でした。

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ちなみに、夜ご飯も鯛飯。
鯛推し強いかよ、愛媛。うまいけど。

そんなこんなで、宿のことは次回も書くかしら、こんな感じの二日目愛媛でした。
次回で、GoTo四国編最終回!ではでは。

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