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赤ちゃんの時の生活のリズム

朝起きて、夜は眠る。
生活のリズムを乱さないことは大切かもしれませんが、乳幼児期はあまり気にせず子どものリズムに任せていました。
大人はスケジュールがあるのでそれなりのリズムで生活していますが、赤ちゃんは好きな時に眠って、好きな時に起きてきます。
大人の都合に合わせてはくれません。
今日はお昼寝もせずに遊んでいるなぁと思ったら夕方から眠ってしまい、夕食を食べないまま朝になっても大丈夫だろうかとヤキモキしたこともありました。
そのときも無理に起こさず様子をみていました。
おなかがすいたら泣いて起きてくるものです。

また、眠そうにしているのに眠れない時には、抱っこしてあげて背中をトントンしてあげることは有効でした。皆さんもされていますよね。
ただ、そのトントンが少し激しい方を時折お見かけします。       早く寝て欲しいのでしょうか?小さな赤ちゃんの体にバシバシと音を立てるほどの力は不要です。
私はそーっとそーっと、ゆっくりゆっくり、撫でるくらいの力でトントンしていました。間隔は1分間に20回ぐらいです。
やさしく、やさしくトントンしてもらうと大人でも気持ちいいと思います。
やさしくトントンしている時のお母さんはきっとやさしい笑顔になっています。

また、赤ちゃんをなだめようとしているのか、大きく揺さぶっている方も時折お見かけします。
私は心の中で「やめてあげて!」と叫んでしまいます。
当たり前ですが赤ちゃんは小さいです。
身長は50~60cmです。
もし大人なら5メートル程の巨人に抱えられて2~3m揺さぶられているのと同じです。
自分が赤ちゃんの立場になったと想像してみて下さい。
おそらくは恐怖を感じるか、酔って気持ち悪くなりそうです。
どうか、どんな時でも赤ちゃんの身になって考えてあげてください。


インターネットや本の情報は大変参考になりますが、その通りにならなくても一喜一憂しませんでした。

「普通」って一体何でしょう?
100人いたら100人みんな違います。誰が普通?
100人いたら100通りの子育てがあっていいと思います。
思い通りに寝てくれないとか、生活のリズムがちょっとズレている事に神経質にならなくても大丈夫です。

赤ちゃんが快適か楽しそうか、いつも側にいてきちんと見てあげる。  
「良い意味で適当に」「その子なりの良いリズム」で。         私はそうして育てていたように思います。

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