キツネと四季の花
すごく優しくて、想いやりのあったおばあちゃんでした。
実家は二世帯住宅ではないのですが、同じ敷地内におばあちゃん家があってご飯なんかは一緒に食べていました。
昔から茶道と華道なんかをやっていて、敷地の一角におばあちゃんが色々な花を育てて、華道やどこかに行くときに手土産としてブーケを作っていました。
季節の変わり目や綺麗な花が咲いたときには当日小学生だったら自分に花を持たせてくれて、教室にはばあちゃんの花が飾ってあることもちょくちょく。
田舎だったし、なくはない話かもしれませんが、やっぱり珍しいし、そして今考えると花持って登校ってなんかキザですね(笑)
そんなイメージで四季の花を咥えてこちらに持ってきてくれているキツネを描きました。
背景の虹は葬儀のときに大きな虹がかかり、気持ちが落ち込む時に参列に来てくださった皆さんに上を向かせてくれた感謝の気持ちと、時間や時代が進んでいくなか、一人ひとり自分なり進んでいこうって想いを込めて流れるような虹をバックに描きました。
そんな絵です!