乗鞍ヒルクライム2023

前回の富士ヒルに続き、乗鞍ヒルクライムに参加してきました。

先に結果書いちゃいますが、80分切りを目標にしてましたが1:21後半でフィニッシュでした。
未達の原因はあとで書きますが、いろいろ課題の多いレースになったので反省点とかいろいろ書いて来年に活かしたいと思います。

大会前

大会一週間前に地元愛知の大多賀峠で37分台を出しました。
ここのタイム×2が概ね富士HCのタイムとなるということで有名らしく、この数字はギリギリシルバーになれるかどうかというタイムになります。
乗鞍HCのタイムは富士HCに似たタイム(正確にはちょっとだけ乗鞍のほうが遅くなる傾向にあるらしいです)になるということで、ここのタイムだけ見ると目標の80分切りは行けそうな雰囲気が出ていますが…
実はこのタイムを出したときに腰を痛めてしまい、本来はテーパリングのような形でピーキングする予定だったのですが、本番まで全く乗れませんでした。というか腰が痛すぎて1週間ずっと山王戦後半の桜木花道みたいになってました。
鍼灸に通って多少は回復させたものの、移動日時点で若干痛みが残る程度…この時点で不安しかありません。

大会前日

受付するために現地行かなきゃいけなかったんですが、いざ着いてみたら駐車場が空いてない…
初参加だったので駐車場事情とかは未調査だったのですが、いつもこんなんだそうな。大会当日の駐車場情報も改めて見ると参加人数4000人前後なのに駐車場の確保台数1000台ちょいってのはキャパオーバーなのでは?
とは言っても相乗り推奨にするとか2人以上でちょっと特典のある宿泊プランを増やすとか、そういう付け焼き刃程度の改善案しか出てこないんですが。いい解決策があるといいんですが…
そんなわけで無事に受付して宿のある平湯へ移動、翌日の駐車場はちょい早めに出て確保する方針にするしかなさそうなので飯食って風呂入ってちゃっちゃと寝る。

大会当日:開始前

準備して会場へ、前日雨降ってたっぽかったけどなんとか雨が上がってくれたみたい。
チャリダーの撮影隊が来てたりしてたのを横目になんとか会場入り、知り合い探してブラブラしつつ出走時間待ち。チャンピオンクラスが6:30ぐらいなのに俺らは8:30なのでめちゃくちゃ待たされる。とりあえず補給とかを済ませておく。
思えばこのときにもう少し水分とかミネラル補給しておくべきだった。

大会当日:レース開始

たぶん真ん中ぐらい?に陣取ってスタート待ち。周りの脚質とかまったくわからんので出たとこ勝負するしかないなーと思いつつジェルを補給。
スタートの号令が鳴って出発、開始はとりあえず4~5倍で踏んで前に出れるようにちょっとだけポジション上げ目に陣取る。
たぶん1:15~1:20ぐらいの速度になりそうな集団のトレイン捕まえたので、乗車してついてく。だいたい4倍ぐらいのペースで三本滝まで向かう感じ、以前試走したときにレイアウトは把握していたつもりだったが、集団でのペース運びが結構ムズくてめちゃくちゃ引っ張られて足を使うハメに。
三本滝までは頑張ってトレインに乗ってたがリフトあたりで千切れて3.5倍付近に落ちる。もうちょい体重減らせてたらなぁ…
とりあえず近いペースの人見つけてツキイチしつつ登る。中間地点通過タイムはうっすらとしか覚えてないけど35~37分ぐらいのペース、これなら1:15~1:20いけるんちゃうか?とこの時点で思ってた。
位ヶ原山荘前までは3.2~4倍ぐらいで踏めてたので、以前の試走よりはパワー出せてることを確認。きついのはきついけど最後までこのパワーでいけるな、と思ってた。

トラブル発生

位ヶ原山荘の前に勾配が緩むポイントがあり、自分は重量級になるのでここで踏んでスピード乗っけないとタイム出せないと思ったので頑張って5倍近く出して加速。しかしこれがいけなかったのか山荘通過した直後に太ももが軽く攣る。軽くっつっても踏むとダメな感触がしたので、なんとか解消するようにいろいろやった。回しながら軽くストレッチしてもダメだったので、スタート前にもらったアミノバイタルが余ってたので急いで補給。これが効いた?のか、多少回せるぐらいには回復。それでも踏むと怪しい感じが拭えないので、高地というのもあって3倍前後までしか出せず。下手に踏んで攣ったら落車もありえる話なので致し方なし。
ちなみに位ヶ原山荘から4号カーブまでは結構きついつづら折り区間なので、正直これでもしんどかった。ほんとはもうちょい出力だして抜けたい区間だったんだけど…
あと試走のときに記憶してたレイアウトが若干間違ってて、4号カーブ直前まできつい傾斜のある区間だと思ってたんだけど、実際はもうちょい手前できつい傾斜は終わってた。足攣りからちょっと余裕あるぐらいまで回復してたので、正直なところここで踏んでおきたかった。

4号カーブからゴールまで

ここからは傾斜はあるもののだいたい直線なので踏むだけ。
といっても2~3kmぐらいあったから3.5倍ぐらいで進む。攣りそうな感じがしたら3倍まで落とす。こんな感じで1km前で進む、前の出走カテゴリの人が増えてきてるし下山組が路面を半分使ってたのでライン取りが難しくなった。ちなみにこの時点で1:18ぐらいだったかな?踏めたら1:20切りみたいな超微妙なライン。
ちなみにこのとき下山組の先頭にいた地元のショップ店員が自分を見つけてくれて、声援を飛ばしてくれた。前回の富士HCもそうだったけど、声援は力になるんだよね。
ともかく残り1kmなので死ぬ気で踏む…つもりだったけど、やっぱり足攣りが頭によぎってしまって踏みたくても踏めない感じで3倍ちょいしか出せず。流石に残り300mの看板が見えたあたりで攣ってもいいと思いつつ踏むが高地のせいもあって3.5倍ちょいしか出せず。なんとか1:21台には収めたかったので踏める限り踏んでゴール、記録は1:21後半でした。

ゴール後

無事にゴールしたものの、情けなさと不甲斐なさで泣きそうになるも叫んでごまかす。
ゴール後の休憩地点で下山荷物を回収して知り合いに挨拶したり握手したりしつつ、荷物に忍ばせておいたオヤツを食べて下山。
下山時にチャリダーの撮影で来ていたうじきつよしさんに遭遇、子供の頃からサイレントサバイバーでお世話になってた旨を伝える。いや俺等は再放送世代だしね。
下山時は道中にいた運営スタッフにお疲れ様でしたと声をかけつつ下山。
完走証を受け取ったり知り合いに挨拶したりして俺の乗鞍ヒルクライム2023は終了。

反省点

ありすぎるけどとりあえず課題を箇条書き
・事前の体調管理(腰)
・前項に引っ張られるけど体重管理
・アップ不足
・事前の補給不足
・ボトル準備の検討不足
・足攣り対策不足
・最高速度を出せるようにスタミナを高めていきましょう
・根性を挙げて競争心を高めましょう

来年は1:20切りをボトムラインにして1:15以上のタイムを目指したい。富士HCでもしゴールドを取れているぐらいにパワーアップしてたら1:10切るぐらいにしたい。
とりあえず今シーズンの締めとして伊勢志摩なんとかスカイライン(正式名称がなんかダサいやつ)が2週間後にあるので、去年からどれぐらい成長しているのかを見ていきたい。
あっちはレイアウトが雨沢峠に近いので今の自分なら20分切れるぐらいになってると思うので、目標タイムはそのへんで。

また明日から来年に向けて頑張ろう。



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