【スキ】「暮らしの手帖」が好き
暮らしの手帖が好き。
そんな方はたくさんいらっしゃると思う。
わたしは小学生の頃から「暮らしの手帖」が大好きでした。
わたしは4人兄姉の末っ子。
多分母の影響を多分に受けていると思うのだけど、
子どもの頃からちょっと変わった子だったのかもしれないと最近思う。
成績も割といいし、
普通に友達と遊ぶし、
ぶっとんだ「変さ」ではなく
何となく空気を読んで、
みんなと同じ流れに乗る程度の世渡り上手。
でもこっそりちょっとおかしな子だったと思う。
あなたは「暮らしの手帖」のどこが好き?
定番の「商品テスト(製品評価)」ページは、
各メーカーに忖度しない姿勢が子ども心にズキュンだった。
洗濯機とかね、炊飯器とかね。
近年では「バターナイフ」とか。
そうそう、あれは何歳の頃だろう?
製品評価のページではないと思うけど、
「世界のチーズ」が見開きいっぱいに並んでいて、
そこで初めて「カマンベール」を知ったんだった。
断面がとろ~りとしていて、憧れだったな。
四角くて固いプロセスチーズくらいしか知らなかったから。
・・・と思って検索したら、
おばあさまのおうちから大量の「暮らしの手帖」が発掘され、
それを整理された古賀さんの記事を見つけた。
(あぁ、友達になって遊びにいきたい)
詳しくは古賀さんの記事をご覧ください❤
あとは、特に好きだったのは
「エプロンメモ」。
父は警察官であまり家におらず(警察官だからいないのではなく、遊び歩いていたらしい)、
母は商店を自営していたので髪をひっつめて必死に働いていたから、
躾とかマナーとかそういう、一般的に親から子に継がれるものを、いちいち口うるさくだか、優しくだか、言われた記憶がない。
そんなわたしがエプロンメモにはまったのは必然だったのかも。
また別記事で紹介させていただきたこうと考えているけど
小学校高学年~中学校にかけて読みふけった本は
我が家のはカバーがとれていて、記憶にあるのはコレ↓
(笑)
そして中はこんな感じ↓
シブさの極み!(笑)
話がそれました。「暮らしの手帖」のエプロンメモの話でした。
さて、「エプロンメモ」は
読者からの投稿でできたページで、
日々の暮らしのちょっとした工夫とかがまとまって載っているページ。
今、わたしがお金をお渡しする時用に小さな封筒をカバンに入れていることとか、
そういう小さなことはエプロンメモから得た「たしなみ」だったように思う。
あと、口調が好きでね。
「野の花を摘んで、瓶にさして食卓に飾りましょう。気分が明るくなってなかなかいいものです」
みたいな文体。
子どもの頃は
「これは投稿者(読者)がこの口調で書いているのか?
それとも編集部で整えてるのか?」
なんてことも気になってたりして。
(気になるポイントも小学生らしくない)
大人になって「エプロンメモ」だけを抜粋してまとめた書籍が発売されていることを知り、即買い。
今読んでも参考になることがたくさん。
おすすめです。
最近、「暮らしを暮らす」ことがおろそかになっているので、
今日はお茶をいれて、お菓子食べながら「エプロンメモ(書籍版)」を読もうと思う。