夜景電車でのひととき
6月25日、岳南電車の「夜景電車」の旅を楽しんできました。
この夜景電車、鉄道としては全国初の日本夜景遺産認定なんだそうです。
この日はプレミアムトレインです。
事前に電話予約をして、吉原駅で受付。
昔懐かしい駅舎でした(^^)
受付前に夜景観光士さんの案内で、吉原町内を散策。
有名なちょっと怖い地下道を歩いて、津波避難タワーからの
景色を楽しんだりしました。
あいにく曇っていて富士山は見えませんでした。
戻ってきてから、たくさんのお土産と夕ご飯の駅弁をいただきました。
1000円クーポンや光る切符(3か月以内にフリー切符として使える)
オリジナルバリかつ男くん、岳南ミネラルウォーターなどなど・・
ホームに七夕飾りがあって、短冊に願い事を書きました(^^)
この電車で出発です。
中はこんな感じのボックス席です。
係の方がひとつひとつ灯篭をかけていってくださいました。
出発まで十分な時間があり、電車の中で駅弁をいただきます。
いわししらす重です。
田子の浦とれた釜揚げしらすだそうです。
おもったよりずっしりで、おなかいっぱいになりました!
食後は電車を撮影したり、1000円クーポンで岳南鉄道グッズを
選んで楽しみました(^^)
色々グッズがあるんですね~。お菓子やコーヒーもありました♪
☆岳南鉄道グッズ
https://www.gakutetsu.jp/originalgoods/souvenir.html
少しずつ夕闇になってきました。
電車内の灯篭がともり、19:01吉原駅を出発。
夜景観光士さんのアナウンスを聞きながら、
車窓からの景色を楽しみます。
たくさんの工場や、住宅や町中を走っていきます。
19:22 岳南江尾駅に到着。
ここでは、地元の方が大切に育てているお花や、手作り灯篭を
見せていただきました。
きれいだったです!
お花のボランティアさんがびっくりのお花を見せて
くださったのですが、すべてネタバレはどうかと思い、
参加なさってからのお楽しみです(^^)
江尾駅を出発し、19:49岳南富士岡駅に到着。
ここには「がくてつ機関車ひろば」があり、
今まで頑張ってきた往年の機関車たちを見ることができます。
見ごたえがあったのがこの二台。
ED501
1928年に川崎造船所(現川崎重工)で製造されたそうです。
1940年から三河鉄道~名古屋鉄道で活躍し、
1969年に岳南鉄道にやってきて、2012年まで
貨物入替機関車として活躍していたんだそうです。
頭が出っ張っている凸型車両の最後の一両だそうです。
形がかわいいですよね(^^)
下部にある丸い部分。造船技術の名残だそうです。
ED291
1926年に日本車両豊川工場で製造。
1959年に岳南鉄道にやってきて、1993年まで頑張って
くれていたそうです。
この2車両の形がかっこよくて、まじまじと眺めました。
夜景観光士さんは、岳南鉄道の鉄道職員さんなので、
古い機関車の動かし方、連結の仕方をおはなししてくれていました。
20:13 富士岡駅を出発。
暗くなって車内もいい雰囲気です。
20:20 本吉原駅に到着。
ここでは、製紙工場と駅舎の姿を撮影できました。
20:34 本吉原駅を出発。
途中、工場夜景を撮影できました。
20:41 吉原駅に終着。
お疲れ様でした~。
夕闇の幻想的な車内から工場夜景を眺めたり、
様々な古い機関車を観ることができて、
とっても楽しいひひとときでした。
日常を忘れたノスタルジックな旅でした。