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「ニジノエール」の発足 -あやさん!!!!今起きてる!?ちょっと相談!-

14日(火)にスタートした「ニジノエールRainbow Cheering
-にじで世界にエールをおくろう-
Let’s draw and sing rainbow for sending cheers to the world

本日、4日目ですが本当にたくさんの方にご参加いただけていて運営している側としてとても嬉しく思っています。
この記事は「ニジノエール」を運営するメンバーとして、わたしの個人的な気持ちや経緯のことなど忘れないように残しておこう!の投稿です◎

4月5日のことです。パントマイムのお兄さん金子しんぺいくんから

あやさん!!!!今起きてる!?ちょっと相談!

と、LINEが入っていた。

今、この時期、虹が世界を元気づけるかもしれん!ここでさ、「にじ」を世界中のみんなで歌えないかな??!「にじ」がみんなの応援歌になって、「にじ」を描く事でみんなの架け橋になれないかな!?

ごめん!お風呂に入ってて急に思いついた。

深夜0時過ぎのことです。
私は、3月の下旬から個人的にロックダウン生活を送っており、早く寝て、早く起きる生活になっていたので、0時は寝ている時間でした。
たまたまその日は夜中になぜか目が覚めて、1時18分に寝ぼけていたと思うのですが・・・

いいよ!やろう。

と、返していました。
その後、ちゃんとメッセージを読んで返信しているのが朝の7時4分で、

#にじを歌おう
#虹を歌おう
#Let 's sing the rainbow
とか、そういう事だよね?
今日はどこかで通話打ち合わせできるかに??

と、やりとりが続きました。
そして4月5日の午後にZOOMを使っておむすびひろばニジノ絵本屋で打ち合わせをしたのでした。
(補足すると、しんぺいくんはみみたんとおむすびひろばというユニットをやっています。ちなみにしんぺいくんはこの時に初めてZOOMを使ったのです)

このような感じで、しんぺいくんがお風呂で思いついたことは、秒速で決まって、形にしようとなったのです。

歌だけじゃなくて、描いても参加して欲しいよね。
たくさんの人に参加してもらうためにどこまでハードルを下げられるかな。
やるならカッコよくやりたい!特設サイトは作るよね。プロジェクトのビジュアル超大切!どうしようか?誰かにお願いする?などと意見の出し合いが始まりました。

12日(日)に「にじ」の歌を作った新沢としひこさんのYouTubeライブがあるので、その時に告知ができるように進めよう!これはすぐに行動に起こした方がいいね!じゃあ、13日(月)には特設サイトがリリースできるように進めよう!と、なったのです。

※この時に「ニジノエール」のことに触れていただきました。

最初の打ち合わせが終わった時には、色々確認しつつ、それぞれに進められるところから進めていこう!と、なったのです。
私が打ち合わせの後にメンバーに送ってたメッセージは

なんか、良い感じになる予感はしているから、良い感じなるように詰めていこう!!!

でした。なんの具体性もないメッセージ・・・・・
でも、大体いつも、この感じの予感が大切!と、個人的には思っています。

補足の説明になりますが、金子しんぺいくんは新沢さんのアスクミュージックに所属しているのです。おむすびひろばの他にも、あおぞらワッペンというユニットでも活躍しています。

このnoteの記事、私たちを知らない人が読んだ時にもわかるように!と、思って書くと、この人は誰で、どんなつながりで・・・って詳しく説明したくなります。が、「ニジノ絵本屋さんの本」(刊行:西日本出版社)(通称:ニジ本)を読んでいただけますと「金子しんぺいくん」も「みみたん」も「おむすびひろば」もバッチリわかると思いますので、まだ読んでいない方は、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。
さて、5日に思い立ってから「本当に実現可能か」「実行するにあたりゴールの設定」などなど2日間かけてそれぞれにリサーチしたり吟味して、7日に「現実可能そう!」と、なり、8日におむすびひろばと再度打ち合わせを行いました。この時に、具体的な実現に向けて、プロジェクト名だったり、メインビジュアルについて話し合いを行いました・・・。

何をするにしてもメインビジュアルって、本当に大切だと私は思うのです。行動のカラーがそれによって決まるのです。

メインビジュアルはどうする?

ZOOMで打ち合わせ中。しんぺいくんが、持ち出したのが、こちら!

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こちらの、左側のビジュアルを、今回のプロジェクトに再度使わせてもらえないだろうかとなりました。(このイベントは2017年に行われた熊本イベントです。伝説の「しろくまもとのパンツ劇場」という、絵本『しろくまのパンツ』の熊本復興支援プログラムを上演しました。余談ではございますが、「ニジ本」のP179「熊本チャリティイベント」というところに、この時のエピソードが書いてあります)
スーパーイケてるビジュアル、tupera tuperaさんにお願いできたら最高に素敵だけど、13日に特設サイトをリリースするなら、ビジュアル・・・遅くても11日には無いと難しいけど、世界で活躍している、超売れっ子作家さんに、突然思いつきの企画のメインビジュアルを描きおろしてください。なんて、とても言えない。でも、できればtupera tuperaさんのビジュアルでプロジェクトが作れたら、最高に素敵だね。私たちの気持ちとしては3年前の熊本復興支援のチャリティーイベントの時の「熊本のみんなと笑顔になりたい!」という思いからも外れることなくつながっているね。そしたら、描きおろしてもらうのは流石に無理だろうけど、3年前の熊本イベントのビジュアルを使わせてもらえないか聞いてみよう!と、なりました。

すると・・・・・

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送っていただいた写真がこちらです・・・・

お忙しい中、数日の期間しかなかったというのに、メインビジュアルを作ってくださったのです。このビジュアルが送られてきた時の私たちのやる気の上がりようと言ったら凄かったです。私たちがやりたいことを、思いを、汲み取ってくださり、こんなに可愛いビジュアルがやってきたのです!

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そして、前後してしまいましたが・・・

タイトルについて・・・・

これも、決めるのがとてもとても大変でした。日本だけでなく世界の人たちにも参加してほしい!というのが最初からの気持ちだったので、英語でも伝わるタイトル!と、こだわりました。そこで発案された「エール」という言葉。音も、字面も可愛いね!「ニジノエール」いいね!じゃあ、英語表記は「rainbow yell」でいこうか!と、進めていたところ・・・
なんとこの「エール」という言葉・・・「エール送る、声援、励まし」これらは日本だけでしか通じない言葉だったのです。
英語の「yell」は苦痛に伴う叫び声を上げるという意味もあり、「声援を送る」という意味は無かったのです・・・。
そこから色々色々考えました。調べて調べて意見を出し合い、英語に詳しい人に連絡をして、そして・・・
参加してくれるであろう、世界の人たちの行動(動線)も含めて、設計を考えて、逆算して、タイトル含めて見えてくるものがないかしらと、相談に相談を重ねて「ニジノエールRainbow Cheering」に決定しました。

話が少し飛びますが・・・・
先月、「ニジノ絵本フェス」というライブ動画配信の絵本と音楽のフェスを開催したのですが、その際も発案から実行まで1週間で進めました。この時もタイトルに苦戦しました。(最初は「ニジフェス」というタイトルで進めていたのですが、調べたら「二次元アイドルフェスティバル」のハッシュタグですでに「#ニジフェス」が使われていたことがわかりました・・・)すでに世の中にあるタイトルじゃなく、キャッチーでわかりやすく、音も字面も可愛いもの!と、話して、最終的に「絵本」がタイトルに入っていた方がわかりやすいから「ニジノ絵本フェス」にしようとなったのです。

もしよければ、こちらもご覧ください。確実に「今やらないと意味がない!」と、直感で思ったことを行動にうつすことは、先月の経験がとても活きていたと思いました。
(そういえば「ニジノ絵本フェス」のダイジェストムービーを作ってから、報告投稿をしようと思っていたのですが、それが後回しになってしまっています。ニジノエールが落ち着いたらまた投稿します!)

話を戻しまして・・・・

無事に、タイトルとビジュアルが決まり、次はアクションです。

▶︎〈テーマ〉
一人ひとりのにじをつなげて、世界に大きなにじをかけよう
#ニジノエール #rainbowcheering
▶︎〈アクション〉
1.「にじ」を作ってスマホで撮ってSNSに投稿(#にじをつくってエール)
→ハッシュタグから閲覧するとSNSのタイムラインがにじでつながる
2.「にじ」を歌ってスマホで撮ってSNSに投稿(#にじをうたってエール)

→つまり全員参加型アクション!
▶︎〈可視化されるゴール〉
・「#にじをつくってエール」
でSNSを検索するとタイムラインがにじで視覚的につながる
・「#にじをうたってエール」
でSNSを検索するとタイムラインがにじでつながる
・(仮)世界中に広がった場合には、世界地図上で参加国/地域に「にじ」をかけるような、ビジュアルを作成。

このようなイメージで組み立てました。
まず最初に、スタート時の参加アーティストさんに声をかけよう!となりました。みんなに参加してもらいやすいように、ニジノ絵本屋のファミリーメンバーに声をかけて、しんぺいくんから繋がるアスクミュージックの皆様にもご協力いただきました。

今回「にじをうたってエール」のスタートにご参加いただいたみなさんの動画の再生リストです。
あいうえお順に現在23組の参加アーティストさんたちの「にじ」が見れます。聞けます。ぜひご覧ください。

こちら、ご覧いただいた方で、ニジノ絵本屋とおむすびひろばの周りの人たちだったら、馴染みのある方々が並んでいると思われるんじゃないかなぁ。と、思いました。ニジノ絵本屋やおむすびひろば、金子しんぺいくんの活動の中でご一緒いただいている大先輩を含む、仲良くしていただいている方々にご参加いただいているのですが、今回、運営メンバー全員がはじめましてだった方がお一人いらっしゃいます。
再生リストをご覧いただくとわかると思うのですが、つるの剛士さんです。
「にじ」の作曲をしていらっしゃる中川ひろたかさんからのお声がけで、なんとご参加くださったんです。
つるのさんから、連絡をしたその日のうちに、すぐに動画が送られてきたのです。丁寧にご対応くださり、本当に感激しました。
個人的には「にじ」で繋がり、まだ会ったことのない人たちとも手が繋げるイメージができるエピソードになり、色々心配事もありましたが、走りきれる!と、勇気をもらえました。

今日、この投稿をアップしている4月17日の時点で、ニジノエールスタート4日目なのですが、Instagram、Twitterのハッシュタグを追っていると、本当にたくさんの方にご参加いただいていることがわかります。

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タイムラインにたくさんのにじがかかっています。

さて、冒頭から「にじ」「にじ」「にじ」と、言っていますが、もしかしたら「にじ」って何?って思っている人もいるかもしれないので改めてこちらに・・・・
(ここで?!って思った方すみません)

保育園や幼稚園、小学校で歌われる歌です。大人ももしかしたら「聞いたことある!」っていう人多いのではないでしょうか?
すごくすごく素敵な歌です。
新沢としひこさんが作詞を、中川ひろたかさんが作曲をしている歌です。

こちら、あべ弘士さんの絵で絵本にもなっています。

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さて、こちらの写真は3年前に初めて作者の新沢さんにお会いした時の写真です。私の手に持っている絵本『にじ』は、8年前にはらぺこめがねに、徳島のお土産でもらった絵本です。(「にじって絵本があったよー!ニジノ絵本屋にぴったりー!」というような感じでもらいました)大切に持っていた絵本だったのですが、この写真、実は、おむすびひろばのしんぺいくんとみみたんの結婚式の日で、当日新沢さんの歌う「にじ」を生で初めて聞いたのでした。よく考えたら本当にたくさんのいろんなことが繋がって巡って、今になっていると実感してしまうことが多いです。

さて、話がいろんな方向に飛んで飛んで、大変読みにくい記事になってしまいすみません。ここまで読んでくださりありがとうございます。

最後に、関係者にお送りした概要資料の最後に掲載した、発起人のしんぺいくんのご挨拶テキストで締めたいと思います。

最後になりますが、発起人金子しんぺいからのご挨拶

「ぬくもりの繋がり」

新型コロナウイルスの感染の不安が広がる中、私の人生は人の「ぬくもり」で生かされて来たのだなと、思い知らされています。「ぬくもり」は、友人と会っておバカな話をしているとき、母の些細な優しさに触れたとき、子ども達と元気にハイタッチしたとき...様々な場面で感じていたのでした。
そんな時に、あるニュースを目にしました。外出が制限されている海外で、出勤する医療関係者や地域の人たちを励ましたいという思いから、子ども達が虹を描き自宅の窓に飾ったというものでした。窓に飾られた「虹」は人通りの無い住宅街を確実に明るくしていました。私はこの子ども達の行動に「ぬくもり」を強く感じました。家にいても「ぬくもり」を伝える事はできるのだと子ども達に教えてもらった気がしたのです。
離れていても、歌い、表現することの力で、会えない友達、家族、仲間、私たちの健康や生活を支えてくれている全ての人たちにエールを送れるのではないかと思いました。今は人の「ぬくもり」を感じる時間こそ、大切だと思うのです。
そして晴れてこの困難を乗り越えられたら、世界が前よりちょっぴり優しくなっていたら良いなぁ、なんて思ったり。
笑顔で抱きしめ会える日がまた来ることを、願ってます。

金子しんぺい

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この写真は2017年の写真です。しんぺいくんと私は直感型でノリでどんどん突き進んでいくタイプです。みみたんは慎重で心配性な部分があります。私たちはアクセルとブレーキのバランスがとてもちょうどいいと感じています。私は自分の勢いある考えや、周囲とのバランスに不安を感じると、みみたんにすぐ確認をとるようにしています。
(余談ではございますが、「ニジ本」のP183 第6章 絵本で出会う人たち の、ゲストコラム⑥「あやさんとの絆」に、みみたんには寄稿してもらったコラムがあるのでお手元にニジ本がある方はぜひ見てみてください)

最終的に、友情秘話みたいな感じになってしまいましたが、結局のところ、信頼できる人たちと「これだ!」と、思ったことを行動するのは楽しいです。大変だけど、きっとやり切った先に見えるものがあると信じたいし、きっとこの活動を通して自分たちも成長できると思っています。何より喜んでいただける参加者さんのたくさんの投稿を見ていると、やって良かったって、4日目にして心が暖かくなります。皆さんの投稿に、元気をもらうし、もっとみんなに楽しんでもらいたいってやる気が湧いてくるのです。

本当に最後の最後になりますが・・・・

4月14日にスタートした「ニジノエールRainbow Cheering」、この14日という日も不思議なもので、七十二侯で「虹がかかり始める日」という日だったんです。本当は13日にリリースするぞ!って死に物狂いで頑張っていたのですが、完全体でのリリースが14日になってしまいました。でも、「虹がかかり始める日」ということで、14日からスタートできたことは「なんて縁起がいいんだ!!!」と、個人的には大盛り上がりでした。

さて、そんな「ニジノエールRainbow Cheering」ですが・・・
外に出ないでも楽しいことが、その場で、1人でも、家族とでも!
ちょっとだけでも盛大にでも、楽しい時間を作っていただくきっかけになったらいいな。
その時間が家庭内や1人のことだけで終わらずに、世界の人たちと繋がるプロジェクトに参加している!と、なれば少しだけでも、気持ちだけでも、外に向いて、孤独感とかが和らいだらいいな。
みんなで会える日をいちにちでも早くするために、私たちは今外に出ないで踏ん張ってるんだ!ってみんなの励ましなったらいいな。
の気持ちです。
参加しなくてもSNSのハッシュタグ

#にじをうたってエール
#にじをつくってエール
#RainbowCheering
#ニジノエール

これらを覗くだけでもたくさんの虹がつながっているのがSNSで見れるので楽しいですよ。
気軽に気軽に、楽しんでいただけたら嬉しいです。

周りの方々のご協力があり、私たちはこのプロジェクトを形にすることができています。大先輩や、仲間たちにたくさんのありがとうを。そして、リリース後に公式サイトをご覧いただき、参加してくださったたくさんのアーティスト、絵本作家の皆さんにありがとうございます!の気持ちです。

長い投稿、最後まで読んでくださりありがとうございました。
次回は、「ニジノエールRainbow Cheering」のご投稿いただいたものの、おまとめ記事など書けたらと思っています。






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