国際カミングアウトデーの「みんなのカミングアウトストーリー」交流会
昨日10月11日は、国際カミングアウトデーでした。実は、私自身、この記念日のことを最近まで知りませんでした。Wikipediaで調べると、「自身の性的指向や性自認をカミングアウトしたLGBTの人々を祝い、認識の向上を目的とした記念日」とあります。
1987年10月11日にワシントンで行われたゲイとレズビアンのワシントンマーチがきっかけとなり、当時の規模やその影響を受けて、翌年制定されたようです。このワシントンマーチ、参加者は75万人にも上ったとのことです。草津町の人口は7000人ですので、100倍以上ですねw
世界的な記念日なので、世界中のLGBTコミュニティで祝典などが行われているそうです。日本の出来事として、私の知っている範囲では、「プライドハウス東京レガシー」がオープンしたことや、Youtuberのかずえちゃんが動画を公開したことでしょうか。
にじまゆプロジェクトでも、「みんなのカミングアウトストーリー」というテーマで交流会を開催しました。いつものように、みんなでざっくばらんに話し合う会ではなく、話し手の方から10分程度自分のカミングアウト体験について話してもらい、その後質疑応答に応じたり、感想を話し合ったりするという形式で実施しました。そのため、参加者6名までのルールを撤廃し、8名で実施しました。
あらかじめ募集した話し手さんは3名。何の調整もしていなかったのですが、全員が異なるセクシュアリティで、三者三様のお話しを伺うことができました。
ある方は、好きな人への告白≒カミングアウトでしたし、自分でタイミングを決めたのではなく、人に訊かれたことがカミングアウトのきっかけになった方もいました。また、対面ではなく、手紙で家族へのカミングアウトをされた方もいました。
ドラマのような、100パーセント大成功のカミングアウトストーリーではありませんでしたが、等身大の話を伺うことができたのは、なかなか貴重な機会でした。普段の交流会ですと、一人で長々話すことは難しかったりしますので。
カミングアウトする・しないは個人の自由ですし、私自身も家族へのカミングアウトは不完全燃焼のところがあるのですが、もし失敗しても支えてくれる仲間や、落ち込みすぎない考え方ができるのであれば、思い切るのも良いのかなぁ、とは思っています。私はまだその辺がガタガタで、思い切れてないんですけど^^;
国際カミングアウトデーにちなんでの企画でしたが、なかなか良かったので、同じか類似のテーマでまたやってみようかなぁ、と思っています^^
ちなみに、次回はチャット会。
すぐには変わらない社会の中で、「今ここ」を上手にサバイブする方法を、みんなで考えたり、シェアする会にしたいと思っています。
今回からPeatixを導入。皆様のご参加をお待ちしております!