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地元のLGBT事情に目を向けてみる

 久し振りに地元に戻ってきて、はや一ヶ月。
 LGBT系の活動は主にオンラインで行っていますが、しばらく住んでいると、地元の事情も少しずつ気になってきました。
 今回は、いつの間にかできていた地元のパートナーシップ制度と、最近活動を始めた地元のLGBT団体について書きたいと思います。

いつの間にかできていたパートナーシップ制度

 地元・栃木市のパートナーシップ制度は、先日記事にも書いた通り、11/1より始まっておりました。

 高校卒業後は地元にいることがほとんどなかったため、友達の連絡先もほぼ分からなくなっている私なのですが、高校の友達は数人だけFacebookで繋がっています。Facebookではセクシュアリティをオープンにしているので、カミングアウトせずとも、そこで自分のセクシュアリティや活動を知ってくれている友達もいます。
 そんなわけで、市役所と縁のある地元の友達に、今回のパートナーシップ制度について成立の背景を聞いてみました。

 ……結果、分からなかったのですが^^;

 でも、この制度が、実は同性だけでなく異性間での事実婚でもOKとの情報を得ました。確かに、「栃木市パートナーシップ宣誓制度」であって、名前に「同性」がついているわけではないんですよね。市役所のページにも、性的マイノリティの方の自分たちの存在を公に認めてほしいとする気持ちを受け止める取組と書いてあるだけで、条件に同性間のみとは書いてありません。
 少し調べてみたのですが、パートナーシップ制度が同性間のみか、異性間でもOKなのかは、自治体によってばらつきがある模様。名前も自治体によって微妙に違います。
 「パートナーシップ制度」という名前だけで同性間のみと早合点していましたが、そういうわけではないんですね。せっかくならば、同性間でも異性間でも関係なく使える制度がいいなぁと思いました。フランスのPACSみたいに。
 まぁ、同性婚が認められるのが一番なんですけどね^^;

 ちなみに、今回分からなかった栃木市パートナーシップ宣誓制度成立の背景については、引き続き調査中です!

栃木市LGBT団体「ひまわり」さん

 パートナーシップ制度もびっくりでしたが、こちらもびっくり。地元にLGBT団体ができていました!「ひまわり」さんです。学生さんが二人で頑張っています^^

 先日11/29に行われたオフ会にお邪魔してきました。中高生の居場所づくりを謳っているところに、容赦なく飛び込む30代w 受け入れてくださってありがとうございます! それが初めての交流会だったということで、記念すべき場面に立ち会わせていただきました。
 まだできたばかりで、本格的な活動はこれからとのこと。コロナもあって、なかなかリアルでの活動がしにくい時ではありますが、これからも応援させていただきます^^

あんまり地元、見てこなかったなぁ…

 セクシュアリティとは関係ない理由でも、地元じゃ生きにくいと思って離れていた人間なので、地元の状況ってこれまでガン無視でした。知ってる人がいないところでやる活動の方が、動きやすいというのもありますしね。
 でも、思えば地元以外のところでは、大学や地域のLGBTサークルで普通に顔出して活動してましたし、セミナーやイベントにも色々と行きましたし、今も一応オンラインで活動してますし、それなりに経験は積んできたはず。
 地元でチャンスがあれば、何か動き出してみても良いのかなぁ、と思い始めた最近です。

 ふらふらしてる人間なので、いつまで地元にいるか分からないですけどねw

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穂積歩夜(ほよ)
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