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小説新人賞の攻略法

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エンタメ小説の新人賞を攻略する方法をまとめました。「新人賞を知ろう」「小説のPDCA」「メンタルで気をつけること」ほか。
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2022年4月の記事一覧

アイデアの出し方〜小説新人賞の攻略法(7)

崖っぷち作家のニジマルカです。 「新人賞の攻略法」7回目です。 6回目はこちらです。↓ 腕力(アイデア)が勝負アイデアという腕力で、文章、キャラ、ストーリーという武器を操り攻撃する、という話をしました。 今回はアイデアの出し方について、少し詳しく説明します。 基本は真似る「文章・キャラ・話・アイデアのレベルを上げるには」でも書きましたが、まずは好きな作品を真似するといいでしょう。 真似る作品を選んだら、バリエーションを出していきます。 バリエーションを作るには

使えるアイデア発想法〜小説新人賞の攻略法(8)

崖っぷち作家のニジマルカです。 「新人賞の攻略法」8回目です。 7回目はこちらです。↓ 使えそうなアイデア発想法アイデア発想法はわりと小説には使いにくい印象なのですが、小さな要素を考えるのには使える場合もありますので、いくつかご紹介します。 いろいろ試しましたが、使えるのは以下くらいかなと思います。 1.オズボーンのチェックリスト 2.エクスカーション (2のエクスカーションも結構使いにくいので、1だけでいいかもしれません) それぞれ説明していきましょう。 1

アイデアをトレンドワードから考える〜小説新人賞の攻略法(9)

崖っぷち作家のニジマルカです。 「新人賞の攻略法」9回目です。 8回目はこちらです。↓ 小説における外見自分はすでに市場にいるので、どうしても「売れるかどうか」を最優先で考えます。 何度も同じことを書きますが、市場では「外見」だけが重要で、「中身」は考慮されません。 なぜかというと、読者は中身を読む「前」に買うからですね。 この辺りのことは以下で書きましたが……↓ 新人賞でも、できれば外見をキャッチーに整えておいた方がいいでしょう。 (最終的には市場に出るので

小説のPDCA〜小説新人賞の攻略法(10)

崖っぷち作家のニジマルカです。 「新人賞の攻略法」10回目です。 9回目はこちらです。↓ PDCAとはPDCAについてはご存じの方も多いと思います。 以下を繰り返すことで、作業を改善していくことです。 1.Plan(計画) 2.Do(実行) 3.Check(評価) 4.Action(改善) 一目瞭然だと思いますが、詳しくはwikiでどうぞ。↓ 小説もPDCAサイクルを回して、改善していくのがいいです。 最近では「PDCAはもう古い」と言われますが、基本のサイク

小説のPDCAつづき〜小説新人賞の攻略法(11)

崖っぷち作家のニジマルカです。 「新人賞の攻略法」11回目です。 今回は、Check(評価)とAction(改善)です。 10回目はこちら。↓ 難しいのはCheck(評価)新人賞におけるPDCAで、一番難しいのはCheck(評価)です。 本を出している作家なら、基本的に販売部数が評価になるので簡単です。 評価が数字でわかるので、間違えようがありません。 ですが、新人賞の場合は、評価を得ること自体が難しいのです。 一応、以下程度が客観的な評価になるでしょう。

メンタル面で気をつけること【防御編】〜小説新人賞の攻略法(12)

崖っぷち作家のニジマルカです。 「新人賞の攻略法」12回目です。 11回目はこちら。↓ メンタルを攻撃と防御にわける何をするにも、体(行動)と心(メンタル)の両輪が必要です。 新人賞をバトルに例えたときに、攻撃と防御に分けましたが、メンタル面も攻撃(行動的)と防御(受動的)に分けることができます。 分けると以下のようになります。↓ 【防御】 1.自分を否定する人を排除する 2.自分を肯定する 【攻撃】 1.自分は作家だと言い聞かせる 2.作家を見に行く 今回は

メンタル面で気をつけること【防御編つづき】〜小説新人賞の攻略法(13)

崖っぷち作家のニジマルカです。 「新人賞の攻略法」13回目です。 12回目はこちら。↓ メンタルの攻撃と防御前回、メンタル面を以下のように分けました。↓ 【防御】 1.自分を否定する人を排除する 2.自分を肯定する 【攻撃】 1.自分はすでに作家だと言い聞かせる 2.作家を見に行く 今回は防御の2つ目です。 2.自分を肯定するメンタル防御の2つ目は、「自分を肯定する」です。 「自分に優しくする」と考えてもいいです。 自分に厳しくした方がいいのではないかと思う