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ITコンサルの個人事業主が、サッカーチームのスポンサーになった2つの理由とチャレンジしたい1つのこと(前編)

こんにちは!
東京都内でITコンサルティング業(中小企業、ベンチャー、スタートアップ向けにSalesforceやZohoといったクラウドCRMサービスの導入・運用を支援しています)を個人事業主としてやっている虹雲ワークス(※屋号です)と申します。

今回、今年からスタートする日本初の女子サッカープロリーグ「.WEリーグ」の「日テレ・東京ヴェルディベレーザ」の個人・小規模事業者向けプランである「応援パートナー」としてスポンサーになりました。

先日、スポンサー特典で届いたユニフォームの写真をツイートしてみたところ、ベレーザやヴェルディのサポーターの方々からたくさんのいいねを頂きました。
とても嬉しかったです。

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今回のnoteでは、いよいよWEリーグ開幕、ということで、個人事業主のITコンサルである自分がなぜ(本来コンサルティング業としてはあまり広告効果が期待できない)スポーツチームのスポンサーになったのか、また、その取り組みを通じてチャレンジしたいことについて書いてみたいと思います。

前提

最初にはっきりお伝えしておきますが、個人事業主のtoBビジネスがスポーツチームのスポンサーになる直接的なメリットは通常ほぼゼロと言っていいと思います。
物を売っているわけでも、飲食店でもないですし、仮に知名度が多少上がったとしても顧客となる企業と応援パートナーとしての活動を通じて出会えることはまず期待できません。
つまり、私が今回応援パートナーになった狙いはもっと別のところにあります。

個人事業主としての充実度を上げたい

ご存知の通り、働き方改革や副業解禁などの影響で、個人事業主としてお金を稼ぐ人は増えています。
独立してフリーランスになる人も多いですし、企業や組織に属しながらも個人事業主として副業・複業する人も増えています。

個人事業主は基本的に確定申告をして、税金を納めます。
会社員はほとんどの場合、天引きで税金を納めますが、個人事業主になると確定申告後の後払いです。もちろん私も税金を納めています。

これがつらい。
毎年、納付書が何枚も送られてきて、コンビニや銀行の窓口で何十万もの金額を現金で納めます。
税金を払うことは義務ですが、リアルに現金が消えていくのはけっこう堪えます。
これは、8年間個人事業主を続けても変わりません。

ですが、自分は働いて税金を納めて社会に貢献しているはずです。
なぜ、ネガティブな気持ちになることがあるのでしょうか?
なぜ、経費として飲食や機材を買うことで感じることはない感情を持つのでしょうか?
自分なりに考えていった結果「税金は使いみちを指定できない出費だから」ということに行きつきました。

そこで、自分なりに考えたり顧問税理士さんと相談した結果、仮に少し手取りが減ったとしても、経費として適正な範囲で「自分が使いみちを指定できる出費」を増やしていけば、個人事業主としての収支に対する満足度は上がっていくのではないか、という仮説に辿りつきました。
これが、今回、ベレーザのパートナーになった大きな理由のひとつです。

もともと女子サッカーに出会ったのは2003年くらいに国立競技場で行われたワールドカップのプレーオフをたまたまテレビで見たからなのですが、それ以来、ゆるく応援している女子サッカーにもう少し積極的に関わりをもつことで、広告宣伝費として適正な範囲で経費としてパートナー費用を支払い、そこで得られる出会いやサッカーを通じて得られる感情によって自分の個人事業主としての充実度が上がるのならば、チャレンジしてみようと思ったのです。

個人事業主は、自分の意思で何にお金を使うかを決めることができます。
広告宣伝費ひとつとっても、企業とは違い事業オーナーの裁量で合理性を判断することができます。
もちろん、経費として認められる範囲は税理士さんと相談した上でですし、広告宣伝費というからには、自分のビジネスにどう繋げるかはしっかり説明できないといけません。
そのあたりは後編で書きたいと思います。

伝えたいのは、今後、自分の裁量で経費の使いみちを決められる個人事業主が増えていくこと、そして、単なる節税目的だけでなく、事業主としての充実度を上げる目的で「何らかの事業や個人を応援すること」に広告宣伝費を投じる機会は増えていくのではないか、ということです。
そして、そのターゲットとしてスポーツ、特にこれから大きく伸びようとしている準メジャースポーツは対象としての可能性が大きいのではないかということです。

さて。

ここまで書いたところで、開幕戦の西が丘サッカー場に向かう時間になりました。

パートナーとして迎える開幕戦、楽しみにしています。
行ってきます。

余談ですが、広告宣伝費目的の場合、最近はやりのクラウドファンディングやトークン、また、やたらとグッズやチケットが付いてくる高額のファンクラブのようなサポートプランは計上しずらいのではないでしょうか。(詳しい税理士さんいたら教えてください)
後編でも書きたいと思いますが、個人が自分のおこづかいで出すのとは違うので、より広告宣伝やその事業の直接的なビジネスへの効果が説明しやすいプラン作りがチームの営業サイドにも期待されると思います。


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