愛された監督【コトバビタミン】第166回
選手、クラブスタッフ、サポーターなど、そのチームを形づくる人たちに惜しまれながら現場をを去る監督はなかなかいない。
長谷部茂利
J1のアビスパ福岡の監督である。
・J1昇格
・クラブ最高順位達成
・ルヴァン杯優勝
・5年周期からの脱却
など、この5年間、アビスパ福岡やそれに関わる人々に与えた喜びや感動は数えきれない。
今シーズンの最終戦を終える次の日からは、みなさんと同じアビスパ福岡のファンになる、というこの言葉にも長谷部監督の人柄やアビスパへの愛を感じる。
やはり彼が、アビスパ福岡やそれに関わる人々を愛したからこそ、周囲から愛される存在になり、その結果として、クラブの様々な新たな歴史を刻むことにつながっていったのだろう。
この5年間は「信じている」という思いを互いに伝えあうことの大切さを学んだ一つのストーリーだった。
長谷部茂利氏の次のステージも応援していきたい!