部屋散らかるとの戦いに勝ったかもしれない、私の場合。
まず、話が長くなるので、発達障害だから驚くほどハイスピードに部屋散らかるんだよって風に前提をおかせてほしい。
私はいわゆる“ウォーリーを探せない人”であり、間違い探しゲームの才能もない。ここから導き出せる事は、適切なものをピックアップする能力が欠けていると言う事。これが前提としてかなり幅をきかせているのだけど、
ある日知人にとてもシンプルな助言を貰ったのだ。皆に真似できるかは知らない。曰く、
「無きゃ死なないもの以外は要らないもの。」
と言う、男前極まりない台詞だったのだが、少しどころか割りと租借する必要があった。
コンテンツが多すぎる事は前々から気になっていた。片付ける能力が無いのに、物も多いとなると、しまう工程が憂鬱すぎる。ただ、生きる為に必要な最低限って、なんだ?
女を30年もやると、買うべき服は解ってくる。自分に合う靴も解る。衣類は経験をもとに作り上げた厳格なマイルールに当てはまらない物をどんどん処分していった。靴は元々持たない主義なので、夏のサンダル冬のブーツ、ちょっといい革のスニーカー、夏も履けるようなスポーツ系スニーカーで全部だ。この時点でかなり減らしたにも関わらず困難さを再確認したのだけど、私はどうやら、
服(片付ける途中で疲れて他の事をする等)と、
紙(チラシ、書類、ノート、レシート等)と、
ゴミ(いるかいらないか解らないものをとりあえず保留にして結局ゴミだよなってなるものや、あの時落としたなんかのキャップ等)
の、三項目に毎度苦戦しているのだ。
服は服でルート確認をしなおすこと、模様替えは元気な日に手を着けること、見えるように収納する事で買いすぎを防ぐ事である程度目処がたった。
趣味のものは捨てた。好きだから要る、忘れたくないから要る、そう言うものは無くても死なないの典型であって、どうしても欲しければ片付けた後に少しだけ足せばいいと思うことにした。
掃除用品も、収納が狭い関係で万能洗剤のようなものを取り入れて省スペース、メイク用品も本当に要るものだけを箱につめた。
ちょっとずつちょっとずつ減らしていって、散らかりやすいものを把握すること。自分が出来ない作業を把握すること。特に億劫でサボりがちな工程では、特にコンテンツを減らすこと。
私だと水仕事が感覚過敏だから凄く嫌いなので、家に皿、置いてません。自炊はするけど。何をどうしてるのかと言うと、フライパンワンプレートメニューの時はそのままコルクボードの上にオン、水っぽい料理の時は泡立てにも使ういい感じのボウルが出動。当然だけど洗い物が減ります。乾燥棚に置ききれないと途中で嫌になって止めてしまったりしていたので、お上品かどうかはおいといて、片付きます。
トイレットペーパーは24ロールを買っていたんですが、ワンルームで嵩張るし、掃除の邪魔になるのでやめました。今ではなんとセブンイレブンPBトイレットペーパー4ロールのふんわりタイプです。たまたま買ったんだけどこれ、吸水性も持ちもいいしガサガサの12ロールをカシャカシャ巻き取って使うのと大差ない値段だとおもう。若干盛ってるけど。
無くなってから買うと言うのも心掛けた事。何故って一度無くなってみると、案外代用が効くものが多いから。私は花粉症じゃないのでほぼ鼻をかまないし、ティッシュペーパーを買わない事にして台拭きにも使えるキッチンペーパーだけにする。
譲れないとか捨てられないとか、そう言うものがある人でも“普通”を捨てれば少し難易度が下がるんだとおもう。ゴミ箱に捨てるとかゴミ袋を集める作業が嫌ならとりあえずコンビニのビニール袋に入れれば良いことにするとか、そう言うほんとに小さな対処の繰り返しを経て今に至る訳だけど、
なんと先日、お客さんに綺麗に片付いてるし凄くお洒落な部屋だねと言われました。挙動不審になった気がするけど、ざっと掃除機かけただけ。
結論として、人間って変わるんだな…と、思える事は無いです。自分に合った方法を少しずつ考えて行くだけでも、部屋は片付きます。
乱文にお付き合い頂いた、汚部屋に悩む皆への励ましになった事を期待して、今日の呟きはこの辺で。
まだこの仕組みは解りません。マイペースに活動していきます^^