赤
赤い木の葉がはらはら舞う
きゅっと口を引き結んで
ルージュで真っ赤に染めた唇みたいで
誰かの秘めた言の葉みたいで
はらり、はらり、はらはらと
まるでこの世の嘘が舞ってるようで
あっちでもこっちでも
赤い木の葉がはらはらと
しっかりと口を引き結んで
地べたを赤に染め上げていく
美しいのに物悲しい
真っ赤な嘘のように物悲しい
そんな事を感じる自分の感性を
優しい青の秋空にそっと預けて
遠いどこかへ運ばれたい
赤い木の葉がはらはら舞う
きゅっと口を引き結んで
ルージュで真っ赤に染めた唇みたいで
誰かの秘めた言の葉みたいで
はらり、はらり、はらはらと
まるでこの世の嘘が舞ってるようで
あっちでもこっちでも
赤い木の葉がはらはらと
しっかりと口を引き結んで
地べたを赤に染め上げていく
美しいのに物悲しい
真っ赤な嘘のように物悲しい
そんな事を感じる自分の感性を
優しい青の秋空にそっと預けて
遠いどこかへ運ばれたい