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オムツ卒業のタイミングも自分で決める。
カナタの性格の大きな特徴でもあるのが「こだわりの強さ」。
よく言えば意思が強い、ですが。
前回も少し触れましたが、とにかく何でも自分で決めます。
人の意見に左右されない、ハッキリと自分の意見を持っているようです。
カナタがオムツが完全に取れたのは、3歳半の時でした。年少に上がる前の春休みのときです。
それまでは幼稚園で積極的にトイレトレーニングを始めてくれて、少しずつおしっこが出来るようになり、たまにうんちも出来るくらいにはなっていました。
でもまだ漏らす事もあったし、完全にパンツで過ごす事には不安がありました。
この時、既にカナタの性格は分かってきていたので、恐らく本人がやる気にならないと無理だな、と思っていました。
ただ、幼稚園では「なるべくオムツが取れるようにしましょう」という空気感でしたので程々にはしていました。
そして、春休み前くらいから、「おしっこ」「うんち」と自分から積極的にトイレに行けるようになり、昼間はパンツでも大丈夫になりました。
夜はオムツでしたが朝までしてない事も増えてきたので、カナタに
「そろそろ寝る時もパンツにしてみようか?漏らしちゃってもいいからさ。」
と言うと
「んー…まだオムツがいい。ちょっと、まだ無理そう。」
そんな事を言いました。
多分パンツでも漏らさないだろうとは思っていたのですが、本人がまだ自信が無い様子だったので無理強いせず、ここも本人の意思に任せる事に。
そして数日後、本人から急に、
「ママ、今日は寝る時もパンツにする!」
と宣言してきました。
ついに来た!!
宣言通り、この日からカナタは漏らす事もほぼなく、オムツを卒業しました。
(病気の時や、集中し過ぎて少しだけ漏らす事は未だにありますが…)
この時も有言実行で凄いなーと思うと同時にやはり…!!とも思いました。
思った通り、カナタは基本的に自分の事は自分で決めます。
そのタイミングが何なのか、彼の中でどういう心境の変化があるのかわかりませんが、とにかく自分の事を他者には決められたくなくて、マイペースだけど、自分のベストなタイミングで行動したい、そんな感じがします。
子供って大人とは全然思考が違うというか、面白いですね。
出来ることなら、いつかカナタの頭の中を覗いてみたいな、なんて思います。