自己紹介|中小企業診断士2次試験に挑まれる方へ
はじめまして、「ニジドク」と申します!
令和5年度の中小企業診断士試験に独学で一発合格しました。そう、合格率約5%のあの難関国家試験をね。しかも、2次試験の点数は"281点"と、合格者の中でもかなりの上位成績でね。
でも、 偉そうに281点での一発合格と言っていますが、何も苦労せずに合格を勝ち得たかと言われると、全くそうではありません。
特に2次試験については、「どう勉強したら良いかわからない…」、「解答に何を書けば良いのか意味不明…」、「周りの受験生は優秀な人ばかりで、受かる気がしない…」など苦難だらけの受験期間でした。
だからこそ、このnoteでは、かつての私と同じように悩まれている方達が、2次試験の勉強に前向きに取り組んでいただけよう、私の2次試験の勉強法や解き方、思考などについて、分かりやすく共有していきます!
ニジドクの試験結果と勉強時間
1次試験について
◯結果:458点/700点(合格最低点は420点/700点)
(経済 64点、財務会計 64点、経営理論 75点、運営管理 55点、法務 72点、情シス 60点、経営政策 68点)
◯勉強時間:600時間
◯自己評価:いたって普通です。どちらかというと、合格ギリギリの部類です。私より成績の良い合格者は、ごまんといるはずです。
2次試験について
◯結果:281点/400点(合格最低点は240点/400点)
(事例Ⅰ 79点、事例Ⅱ 77点、事例Ⅲ 60点、事例Ⅳ 65点)
◯勉強時間: 250時間
◯自己評価:資格の学校TAC等がX(旧Twitter)で得点を公開した方を調査したところ、290点台以上は見当たらないとのこと。また、調査数279名のうち、280点台は4名とのことで、1次試験と異なり、かなり上位の成績を収めることができました。自己評価としてはいたって満足です。(情報はいずれも2024年2月8日時点)
ニジドクがnoteを執筆するわけ
主な理由は2つです。
秀才でなくても、適切な勉強法で努力をすれば、2次試験はクリアできると伝えたかったから。
1次試験終了後に、ロケットスタートを切っていただきたいから。
私が受験生だったとき、2次試験の勉強を始めたのは、1次試験が終わった8月上旬でした。
【8月上旬のニジドク】
当時の私は、1次試験では通信講座のスタディングだけをやり込んで合格をしたので、「2次試験もスタディングを頼れば大丈夫」と過信していました。
具体的には、8月上旬から10月下旬までの間にスタディングに公開された平成20年度~令和4年度までの過去問15年分を2回解けば、どうにかなると考えていました。
しかし、実際に、スタディングの2次対策講義を見て、「あれ、この情報量だけで果たして合格できるのか」と雲行きが怪しくなり、1つ試しに過去問に取り組んでみると、ほとんど何も解答を書けずに終わってしまうという悲惨な状況でした。
ここで、「2次試験でスタディングには頼れない。とはいえ、高額な予備校に通うなど金銭的負担も避けたい。どうしよう。。。」と第1回目の絶望を味わいました。
【8月上旬〜中旬のニジドク】
その後、すぐに「スタディング」に見切りをつけ、ひたすら、過去問の解答だけをみて分析したり、様々なブログやYouTubeを見たり、書店で参考書等を立ち読みしたりしながら、自分なりの勉強スタイルや解き方の確立に向け動いていました。
この時間は、かなりロスした時間だと思っています。
ただ、2次試験は、1次試験と異なり、『量(=勉強時間)をこなすだけでは、どうにもならない』ということだけは、はっきりと認識していました。
【8月下旬のニジドク】
あらゆる情報をインプットしたため、この頃には、少し2次試験のお作法的なことがわかってきました。
そこで、8月下旬から9月上旬に、直近5年間の過去問に取り組みましたが、甘々の採点でも、合格基準には程遠いものでした。
【9月上旬のニジドク】
引き続き、直近5年間の過去問に取り組み、一通り全部やり終えました。結果は実らずですが。
一方で、X(旧Twitter)などでは、この時期から、過去問や模試の成果を掲載するとともに、「合格射程圏内だ。このまま頑張ろう!」という投稿が溢れはじめてきます。
また、ブログやYouTubeなどで情報を提供されている方も、改めて見ると、立派な学歴や経歴をお持ちだったことが判明します。
結果、「2次試験は秀才ばかりが挑んでたり、受かってたりするんだ。果たして、1次試験ですら、合格ギリギリの点数であった自分は受かるのか。いや、仮に落ちて、その後1年間勉強したとしても、受かる領域に達する気がしない…」とここで第2回目の絶望を味わいました。
【9月中旬〜10月中旬のニジドク】
秀才しか受からないと嘆いていても仕方がないので、ここからは、結局、直近5年分の過去問だけに的を絞ることにしました。
徹底的に同じ過去問に取り組む→そこで毎回得た気づきを自分の解法スタイルに落とし込みやブラッシュアップ→また、過去問に取り組む→・・・というループをひたすら繰り返していました。
5年間の過去問×4事例×3回と取り組んでいました。
結果、徐々に徐々に、理解も進み、過去問の点数も上がり、合格のイメージが少しずつ見えてきました。
【10月下旬から試験当日のニジドク】
10月下旬は、苦手な設問だけをピックアップし、ひたすらそれを解いていました。
結果、2次試験前日には、自信満々になっていました笑
試験を終えた直後も、「まぁ受かったでしょう」と強がりではなく、純粋に手応えを感じていました。
とはいえ、281点という高得点で合格するとは思いませんでした。
さて、この経験から、1次試験ではギリギリ合格であり、なおかつ、絶望抱きながら2次試験を勉強していた私のような方でも、まずは、適切な勉強法や解き方を知る。
後は、その知識をもって、徹底的に過去門に取り組み、知識を体得すれば、秀才でなくても受かると思っています。なんなら高得点のおまけ付きで。
2次試験に必要なことは、「正しいやり方」と「根性」のみです。
一次試験を乗り越えてきた方であれば、基本的に根性はあると思います。
であれば、後は正しいやり方次第(=勉強法、解法やその思考)です。
正しいやり方は、ご自身にあったものを自分で見つけることができれば、一番良いのですが、一方で、自分だけの方法をゼロから作り上げるのは相当な負荷がかかります。
そこで、このnoteでは、私の勉強や解き方、思考を共有していきます。これを通じて、少しでも多くの方が負担少なく、早期に自分だけの勉強法や解き方を見つけ、二次試験の勉強に前向きに取り組んでいただければ、私としてもとても嬉しいです。
その他、ニジドクのこと
年齢は30代前半で、妻と幼児2名の家族がいます。
学歴は「MARCH・関関同立大学群」の文系出身です。
職場は、中小企業で事務や企画などに従事している平社員です。
以上が私の自己紹介です。
これから、私の2次試験に対する勉強法や解き方、思考などを共有していきますので、どうぞよろしくお願いします!