高校生の皆さんから寄付を頂戴しました
昨年12月のことになりますが、子ども食堂の活動に興味を持ってくださった龍谷大学付属 平安高等学校3年5組の皆様から、寄付金を頂戴いたしました。
実はこの平安高校さんは、Nijicafe子ども食堂のすぐ近くにあります。
生徒さんたちが普段何気なく通る道にある小さな店。
高校でコロナが明けて久しぶりの文化祭が行われることになり、3年5組の皆さんたちは焼きそばのお店を出店されることになりました。
そして、その売上金をどこかに寄付したい、と言う思いに至られます。
そこで、学校の近くにどうやら子ども食堂なるものがあるらしい、ということで直接、寄付をさせてもらえませんか?お店に訪ねて来られたのがきっかけでした。
ちょうどその日、子ども食堂を開催している最中でして、何かを取りに本部事務所に行こうと思ってドアを開けたら、そこに高校生の男子たち+先生がモジモジしながら立っておられるではありませんか!
うちの子ども食堂は高校生は対象外とさせてもらっているので、、なんだろう??とびっくりしつつもお話をお聞きするとそのようなご相談だったということでした。
早速お店の中を見ていただいて、子どもたちとも触れ合ってもらったりしたのですが、一人の生徒さんは胸ポケットに折り紙を忍ばせて来てくれていました。「偶然こんなところに!」と言いながら折ってきた折り紙を出してくれました。(絶対仕込んできてくれた!)
生徒さんの代表として、わたしたちと主にやりとりしてくれた生徒さんは、なんと自分でプレゼン資料を作り、クラスのみんなに子ども食堂に寄付をしようと発表をして、みんなの賛同を得た上で、私たちに寄付をしてくれたそうです。その熱意と行動力は本当にすごいなと思います。
その後も、学校の授業の発表で子ども食堂のことを取り上げたいと言うことで、また別の生徒さんが取材にきてくれたりと、ご縁を広げて行くことができました。
実際に、学内での発表の際は私もお邪魔させてもらって聞かせてもらいました。もはや参観日のお母さんの気分でしたが、普段私たちが活動していることをこうして若い世代が興味を持ってくれて、そしてそれを人に伝えて一緒に考える機会を作ってくれた、そのこと自体がとても嬉しいことだと思いました。
自分たちなりに考えた「子ども食堂ってなんなの?」という答え。
それは人によっても違うだろうし、活動している私自身にとっても正解というのはないと思っています。
それぞれが、どうしたらもっと良くなる?私には何ができる?と自分に問い、できることを少しずつやっていく、形を変えながらでも続けていく、そのことが大事なのかなと思います。
そんなことで、先日は、平安高校の2年生の皆さんに私たちクリエイター育成協会の活動をお話しする場をいただきました。
その様子はまた別でお伝えします!
3年5組のみなさん、本当にありがとうございました!
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