友達のカミングアウトを受けた感想
初めまして!ニジュエルのシロクマです!
注:ニジュエルとは割と最近発足したセクシャルマイノリティを中心に困ってる人を支援する団体です
突然ですが、皆さんは「セクシャルマイノリティのカミングアウト」を受けたことはありますか?
ここでいうカミングアウトとは、セクシャルマイノリティが自分の知られていないであろう、かつ知っていて欲しいセクシャリティを伝えることです。
私はセクシャルマイノリティに含まれる人間で、また仲の良い人からカミングアウトを受けたこともあります。
実際にカミングアウトを受けるとしたら、皆さんはどうでしょうか?またはどうでしたか?
私が仲の良い人からカミングアウトを受けたとき、感想は
(あー…そっかー)
でした。
「え?それだけ?」とか「驚かないの!?」とか思われるかも知れませんが、この反応には自分でもちょっとびっくりしました…
もちろん、時と場合によって反応は違うと思います。しかし、冷静に考えれば考えるほど、「そんなに驚くことかなー?」と思います
というわけで!説明したら「あー確かに」と皆さんが思ってくれることを期待して、私が驚かなかった理由を少し解説します
1.「他人のセクシャリティがなんであっても、自分とは関係がない」
ちょっと冷たいと思われるかも知れませんが、実際他人の性的側面がなんであっても、そんなに自分自身には関係ないんじゃないかなーと思います
たとえば、知り合いから「好きです!付き合ってください!」って愛の告白をされた場合なんかは、(基本的には)相手と自分が人生においてどう関わっていくか、早い話お付き合いしても良いかってのを考えなくちゃいけませんよね、その上で相手(と自分)のセクシャリティってのは考慮すべきことだと思います
しかし、ただ「実は私はセクシャルマイノリティなんだ~」ってカミングアウトされた場合、それは愛の告白でもないし、こちら側になにかを要求してきた訳でもないのです(これからも仲良くしてくれたら良いな~ぐらいの願望はもってるかもですが)
だから、冷静に考えれば考えるほど「他人のセクシャリティがなんであっても、自分の人生には関係ない(お付き合いをするなどの場合は別)」という結論に自分はなります。
配慮とかの問題はありますが、基本的にそれも相手が「~して欲しい」という気持ちを伝えてこない限り、なにか特別なことをする必要はないんじゃないかな〜と思います(これに関しては「わざわざ言わなくても察して欲しい」とかいうタイプの人もいると思うので、ちょっと考えた方が良いのかも?)
2.「ただの人間」
これは何か深いことを言おうとしてる訳じゃなく、セクシャルマイノリティは、ホントに「ただの」人間です。
魔法みたいなすごいことは何もできません。というかセクシャルマイノリティであることは(基本的には)生活で何も役に立ちませんし、不便もありません(偏見や男女以外の性を想定してないルールによって、当事者が不便な思いをすることはあるかもしれませんが)
逆に言えば、危険なことも怖いこともないのです
いかがですか?皆さんがもしこれからカミングアウトを受けることがあったら、一度冷静になって考えてみてください、きっと何も問題がないことがわかると思います
次のノートは瀧さんが担当します!
瀧さんは大人な人で、学ばせてもらうことが多い人です、為になる話をしてくださるのではないかと思います笑
ではまた〜
作成者: シロクマ