ニジュエルnote始動


はじめまして!


このnoteは、NPO法人「ニジュエル」という団体に所属するメンバーがそれぞれの思いや考えを記す場になります。
私はそのメンバーのひとり、真白と申します!

まずは最初に、筆者である私がどういう人間なのか、端的に紹介していきたいと思います。
今回は私の「性自認」について。
(性自認 : 自分自身が認識している性別)

私は、ある田舎に女性として誕生しました。物心がつく前から「私はなぜ女性なんだろう?」と思うことが何度もありましたが、その当時では性別は男性か女性かの2つしか選択肢がなく、自分が男性だとも言いきれなかったため、違和感を持ちながらも女性として生きていました。この違和感をようやく解消出来たのは、大学でジェンダー論の講義を受けたときでした。そのとき初めて、性別は2つだけではなく中間の人がいる、いてもいい、ということを知ったのです。
この時から私の性自認は「男性よりの中性」ということになりました。

最近、これに関連したニュースを見かけたのでご紹介します。(詳細は下記のURLで)
性自認「女性」のトランスジェンダーの方が、会社で上司に「SOGIハラ」を受け、うつ病になったというニュースです。
(トランスジェンダー : 生まれたときの身体の性別と自身の認識している性別が一致していない人)
(SOGI :Sexual Orientation , Gender Identity ; 性的指向と性自認 )
(詳細 : https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221110/1000086645.html)

性自認は、日常生活とかなり密接に関係していて、生きているだけでも第三者から意識させられる機会が意外と多くあります。身体と性自認が一致せず、自分の性別が嫌だと思っていても切り離すことは出来ないので、一生付き合っていくしか道はありません。そのため、心を守るには、周囲の協力や把握が必要となってくる場合があります。性自認が身体と完全に一致しているという方には理解できないという気持ちも分かりますが、寄り添う姿勢を見せるだけでも当人の生きにくさは軽減されると思います。想像力を働かせてみるだけで傷つく人は減らせるのではないかと感じたニュースでした。

おわりに

性自認は流動的で、急に変わったり気づいたりする人も多く、その不安を誰にも話せずに独りで悩んでいる方も多いのではないかと思います。かくいう私自身も、自覚し始めてから現在に至るまで、悩まなかった日はありませんでした!
今でも、自分が他者から女性と認識されること自体が嫌ですし、毎日「女性」だと思われることに我慢しながら生きています。
私はしんどい気持ちが消化しきれずに狂う寸前のとき、そのしんどい気持ちを言葉にして口から出すようにしています。身体中をぐるぐる周っている毒を吐き出すイメージです!
なにを言っても受け止めてくれる友人がいる場合は、その人に。いない場合は、誰かが近くにいるていで、お風呂場で独り言をつぶやいてみてください。それですべて解消できるわけではありませんが、1割くらいは心が軽くなるかもしれません。おすすめです!


次週のnoteはシロクマさんという方が担当です!
シロクマさんはその名のように、ふわふわした雰囲気を纏った方ですが、芯の部分はミステリアスで、決して一言では言い表せないような不思議な魅力を持っている方です。
これ読んだら「え〜ちょっとなに言ってくれっちゃってるんですか〜」って言いそう。
次回もお楽しみに〜

文責 : 真白

#ニジュエル #セクマイ #セクシャル・マイノリティ #性自認 #中性