パートナーシップと婚姻
こんにちは!今回はたきが務めます。今日は真面目に最近あった大きなニュースから話題を拾っていきます。
はじめに
さて、最近の大きなニュースとして、様々なメディアでとりあげられていますが、今回は同性婚を話題にしていきます。
前々から様々な意見が出されており、様々な議論がなされている話題ですが、皆さんはどうでしょうか?? "今すぐに行うべき!"や、"幸せな人が増えるからやるべきだ!"といった積極的な意見から、"まだ慎重に議論すべき"や、"デメリットも数多くあるのでは?"といった消極的な意見も見受けられます。
私達ニジュエルでは、同性婚に賛成の立場をとっています。一人でも多くの方が生きづらさを感じることのない世の中を望んでいます。
今回は、そもそも婚姻や似た意味であるパートナーシップを見ていきます!
「パートナーシップ≠結婚」!? なにが違う??
はじめにになりますが、パートナーシップ制度とは何か知っていますか??
"パートナーシップは結婚と似たものでしょ?"と思う方がいるかと思いますが、内容はほとんど違います!
婚姻は憲法や法律で定められており、"国"が認めることです。
一方、パートナーシップ制度は条例などで定められており、"地方自治体"が認めることです。
これだけ見ると、どちらも公が認めたことですが、"パートナーであると保証される範囲"が全く違います。
パートナーシップは認めた地方自治体から引っ越すと保証されません。つまり、"赤の他人"になってしまうということです。
そのほかにも、相続ができず、一緒に住んでいた家に住めなくなったり、"家族ではない"と、病院の面会や病状の説明が得られなかったりします。(一部認められていますが、病院によりバラバラです)
外国人パートナーの場合、永住のためのビザがとれない、などなど…… 意外とたくさんあるんですよね。
ただ"愛し合った人達が幸せになる"ことが婚姻ではないと考えています。婚姻によって様々な権利が守られ、様々な義務を負うことになります。
パートナーシップ制度は婚姻の代替えと捉えられがちですが、持つ意味は異なります。
最後に
婚姻とパートナーシップについて、基礎をまとめてみました。パートナーシップも今や多くの地域で行えるようになってきています。そして、"同性婚"というワードが政治の中でも耳にする機会が増え、ますます議論がなされていくと思います。
現婚姻法や同性婚にはまだまだ課題があり、反対派の方がいるのも事実です。"反対派は少数だから"や、"今や過半数以上が賛成してるから"といった意見もありましたが、個人的には自分たちマイノリティが受けてきた数の暴力をしているようにしか見えません。
"誰もが生きづらさを感じない世の中"はとても難しいですが、やっていく問題であると考えます。
今回はここまでとなります!まだまだ結婚や"権利"は様々な問題を抱えているので是非考えていきたいです。
次回もお楽しみにー
作成:たき
参考
公益社団法人MarriageForAllJapan - 結婚の自由をすべての人に
認定NPO法人虹色ダイバーシティ