政府が行いたいであろう新型コロナウイルス対策まとめ
政府が小中高に対して休校要請をしたことについて、各所で話題になりつつ、反対意見もガンガンでてきているが、政府がなにをやりたいのかの理解がされていない人が散見されるので、自分の中でまとめみる。
2020年2月末。これから2週間後に罹患者が増えることが確実です。
では、どれくらい増えるのか? 1万人なのか? 10万人なのか? その数を減らすための施策の一つが休校要請です。 ↓図版参照
この図の現時点が今です。グラフのピークの数をどれだけ減らせるか? 減らすための施策が休校です。
ピークの人数を減らすためには、人の動きと、人と人との接触をなるべく減らす必要がある。中国が武漢を封鎖した理由も同じです。
人の動きを減らすことで
・スーパー・スプレッダーの特定と押さえ込み
・クラスターで広まった罹患者の特定と押さえ込み
この2つを期待している。北海道が「緊急事態宣言」を出したのも上記の理由からだと思います。 参考記事→国内最多の感染者、北海道が「突出して多い理由」
つまり、各地で小規模なクラスターが発生している。すでに罹患している人間が動くことで、罹患者が増えることを避けるには、とにかく「動くな」ということですね。
どこぞの識者が子どもは罹患しても重症化しない!というエビデンスを出して、だから休校などする必要がないと、息巻いていましたが全くの見当違いだと思います。学校などはクラスターの場になりやすく、子どもは特にスーパースプレッダーになりやすい存在だからです。
ネットで話題になる、学校休みになったから、もう独自で卒業式やろうぜ的な方々の理解の一助なれば幸いです。
共働き、一人親世帯が大変になることなどは、誰でも少し考えればわかることだと思います。そんな批判が出ることを理解しつつ、休校要請をしたことに、このままだとヤバいことにしかならないという政府側の本気度が見えます。なので国民としては与野党が挙国一致でコロナ対策にあたることを望みますね。この状況でも批判しかしない日本を分断したい層がマジでヤバいなと。