絶対行ってみたほうがいい 志木のまいにち こども食堂レポ

平成29年3月10日にオープンした 志木にあるこども食堂。
週一回だけの こども食堂などが多い中で週6日間 月~土までお店を開けている地域にフルコミットしたこども食堂だ。

おじゃまして感じたのは、この空間はもっと知ってほしい。さらに利用をすることで応援をしていきたいという思いで、この記事を書きたいと思います。

運営をしているのは食堂長と呼ばれている山下悦子さん。
山下さんは、3人の子を持つ母親であると同時に、平成27年までの3年間、中学校の特別支援学級の臨時教諭として務められました。また、平成22年4月から28年11月まで市内本町地区で志木市民生委員・児童委員を務められ、暮らしのことや子育てのことなど地域の困りごとの相談に乗ってきた経験を持っている。

昨今、各地でこども食堂が開かれている。その意義は
共働きによる子どもの孤食化。さらにライフスタイルの変化により地域コミュニティーとの接触が極端に減ったことである。

昔は子どもは地域が育てるものという認識を誰もが持っていた。しかし今はそのような考え方をする人が少なくなった。子どもは子どもで学校、塾などで忙しくなり、家、学校、塾というコミニティーだけになり、逃げ場が無くなっている現状がある。

こども食堂の意義は、そういった子どもの息抜きの場であると考える。また、多世代交流の場として機能する。固定化されたコミニティーでは常に気を張らざるえない中で子どもにとって、もう一つの“場”セーフティネットとしての存在価値がある。親にも相談できない悩み、親でも気づけないことは多々ある。誰かが気にしてくれる場所。それが子どもにとっての必要な場所ではないか。

また子どもだけでなく、親にとっても“場”として機能する。最近の子育ては孤独だという話を聞く。子育ての悩みがあっても簡単に相談することが難しく、ネットで調べるなどの話も多い。

そんな中で経験豊富な食堂長は大きな存在となりえるのではないか。

子ども、親双方にとっても、誰かと話をすることで楽になることは多々ある。そんな“場”がこども食堂ではないだろうか。

そんな“場”を地域として盛り上げていくことが、地域にとっても好循環を生み出す。そのためには長く続けてもらうことが必要である。

食堂長に話を聞いたが、運営は少し大変な印象を受けた。簡単に言えばお客が少ないことである。サービスを続けていくには売上は必須である。毎日の来客数も読み辛い中で、家賃などの固定費等は必ずかかる。家賃は¥50,000との話だったが個人で運営するには、それをペイするだけでも至難だと思われた。

そこで、微力ながら勝手に、この記事を書いたわけだが、それ以外には周囲の協力が必要だと思う。
それは
●地域の方々に少しでも利用してもらう。
●そのために、こども食堂の認知の拡大。口コミ、またSNS等で拡散する。
●企業等からCSRの一環として寄付行為。企業にとっての家賃代5万円は、そこまで高額ではないと思うので、例えば一企業が10万の予算を寄付し、そのような会社が6社あれば1年間回すことができる。
●個人、団体からの食材の寄付
●お手伝いとしての労力の提供。
●子どもが喜ぶ、イベントをボランティアで開催。いつも何かをやっている場所という認知が子供たちに広がれば、子供がまた行きたいという行動に繋がる。

などがざっと考えられた。是非、少しでも動ける方々いればと思います。

ちなみに、私が行ったのは土曜日だったのですが、土曜日の夜はボランティアの男性が手打ち蕎麦を提供していて、マジで美味しかったです。本格蕎麦がこんな破格で味わえるとビックリした具合。しかも子どもはおかわり自由という太っ腹すぎる感じでした。

ちょと食べた後に、写真を取らねばと。。。さらに、デザートにカステラをいただきました。

店内は子どもが遊べるおもちゃもいっぱいありました。

ちなみに2018年の夏休みはまいにちランチタイムを開催

『志木のまいにちこども食堂』

利用料金 
2歳未満無料、未就学児200円、小学生300円、中高生400円、大人500円

利用対象 
未就学児、小学生、中学生、高校生、ほか大人どなたでも

営業時間 
月~土曜日午後5時から午後8時
日曜と祝日はお休み
*晩ごはんは午後6時頃から順次
(遅くなっても大丈夫)

志木市中宗岡4-18-31 ショッピー宗岡103 (宗岡公民館通り)
https://ameblo.jp/shikinomainichi/
catneko825@jcom.home.ne.jp
電話:090-3439-7403(夕方5時~8時)

最後に2017年の7月の献立を貼っておきます。


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