世界を書くための装置 ノンフィクションの文体について
お疲れ様です。
村井 翔です。ご覧頂いている皆様、スキまで押していただいた皆様、本当にありがとうございます。
ものすごく長い題になっていますが本日参加してきた講演の題になります。『世界を書くための装置 ノンフィクションの文体について』の講師は、
『日向坂46ストーリー』の著者である西中賢治さんであります。
本当に恥ずかしながら、私は今年37歳にのバリバリのアラフォーになるのですが5月末に会社をやめてプログラマーと講演家を目指して半年間の勉強期間中に挫折し、心を壊してしまいました。
そんな時に知ったのが『日向坂46』です。
私の世代ですと10代でモーニング娘。20代でAKB48を知ってきた世代ですが単純にカワイイな、いい歌だなとかは思ってはきました。
ただどハマりすることはなかったのですが30代で出会った『日向坂46』は私の心の状態もあったと思いますがどハマりしました。
どハマりする経緯は『日向坂46』の結成から現在の活躍、活動を通じてになります。こちらを書きだすと数万文字いるので辞めておきます。
(実際、友人に『日向坂46』にどハマりした経緯と思いを話したところ4時間ぐらい話していました。友人はドン引きでした。でも引きつりながら話に付き合ってくれたので、本当にメチャクチャいい人です。)
どハマりした私は『日向坂46』の関連動画をむさぼり視聴し、楽曲を聞きました。正直『日向坂46』に出会っていなかったら私は社会復帰ができていなかったかもしれません。と思えるぐらい心が救われたし、動かされました。そしてどハマりは加速し、『日向坂46』のドキュメンタリー映画が公開されれば観覧にいき、本が発売されていることを知ったので購入もしました。それが『日向坂46ストーリー』になります。
その『日向坂46ストーリー』の著者の西中賢治さんが私の住んでいる横の駅の講演にくると知ったので即、申込をして本日を迎えました。
2時間の講演ですが私はnoteに記事を書いている身でありながら、書くということの奥深さを今日初めて知りました。
私は高卒で正直まともに勉強をして来なかったのです。ただ前職で店長になった時にチームビルディングや営業術などの本を読むようになり、本を読む楽しさに触れて、そこからエッセイや小説も読むようになりました。ひと月に最低3冊は読んでいたので全く読まないというわけではなかったですがプロの作家の凄さを知りました。
『日向坂46ストーリー』はノンフィクションのジャンルに属する本で、内容も完結でわかりやすく私が知っていた動画や記事や映画では知れなかった『日向坂46』のことが書いてあり1冊で何回も涙しました。
正直、映画よりも泣いた回数は多いのじゃないかと思います。
でも特にエモい場面をよりエモくという感じではなく。情景が浮かび上がるようなとてもスッと入ってくるものでした。
それもそのはずと思えるほどの事を考えて表現されていたことが、書かれたご本人の説明でよくわかりました。
資料として配られた『日向坂46ストーリー』の一文を抜き出したものがあり、そこに約1000文字ぐらいの内容が抜粋されてありました。
そこのシーンを描写するための表現技法が5個とその技法の1つ1つがまた3つぐらいの役割に振られているので、とてもわかりやすい仕上がりになっているとのことでした。著者の西中賢治さんはその表現技法を使いこなされているということになります。
本当に驚きしかありませんでした。何気なく使っている言葉、何気なく書いている文にこれだけの表現を深める要素があったとは。
著者の西中賢治さんは22年のキャリアをお持ちです。ただおしゃっていたのが『もっとたくさん表現できる方法はある』とおっしゃていました。
奥が深すぎです!
そんな奥が深すぎる世界の入口を垣間見て聞いてきた私がどこまで表現技法を取り入れることができるかわかりませんが、少しづつでも思ったことや感じたことを豊に表現できる大人になりたいと思います。
本当に価値観を広げれた今日という日を迎えられたことを嬉しく感じています。ありがとうございます。
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