”帰属意識”の意味とは
どうも、にいるです。
先日、転職する旨を会社に話しまして2週間が経ちます。
数回にわたり上長、取締役と話をして一旦は辞める方向でいけそうです。
その中で度々出てきた「帰属意識」という言葉。
「君にはもう少し”帰属意識”を持って取り組んでほしかった」
なんて言われまして、
はて?自分では帰属意識を持って取り組んできたつもりなんですが…
そもそも、帰属意識を調べてみると
帰属意識とは、「ある集団に属している、またはその集団の一員であるという意識や感覚」を意味する言葉で、元々は心理学用語のひとつでした。
ここで言う集団とは、家族や会社、学校、宗教、自治体、さらに国や民族など大小あらゆる単位で用いられます。帰属意識が高い人は、これらの所属する集団に対して一体感を持っており、愛着や興味・関心などが強いことが特徴です。
そのため、会社などの集団においては、目標達成に向けた行動や責任をもち、所属し続けたいという気持ちが強い人材といえます。
参考:帰属意識の意味をきちんと理解して組織づくりを出来ていますか?
https://careerlab.tenshoku.mynavi.jp/column/column-10643/
ということで、「会社に愛着を持って所属し続けたい」という人材のことを言うそうです。
うわー、そういう意味では確かに帰属意識低いわーw
と思いました。
ただ、元々の意味の「ある集団に属している、またはその集団の一員であるという意識や感覚」ということであればこういう解釈もできるはずです。
所属している限りは会社の維持と繁栄のために行動する人材
おそらく、勤め上げる慣習が薄れた現代社会において、前者的な人ってどのくらいいるんでしょう?
40代後半くらいからは多いかもしれませんが、よっぽど居心地が良いか強烈な経験やスキルアップできる環境でない限り、20代~30代はかなり少ないのではないでしょうか?
そうであれば、上記の解釈のほうがしっくりきます。
現在は所属していますので、所属している限りは自分の会社を良くしようと動く行動が帰属意識なのでは?という解答に至りました。
スポーツ選手が国内リーグから海外リーグに挑戦するとき、その選手が帰属意識低いのかと言うと、絶対違うと思ってます。
だって、日本代表で選ばれるの海外の選手から優先して選ばれますし、海外に行っても日本スピリッツは持ってるわけで。
選手としては日本リーグに戻ってこないかもしれないですが、指導者として戻ってきてくれたらそれは帰属意識高いんじゃない?
それと同じことでしょ?
っていう事が言いたくて…。
世の中の会社によくある「家族みたいな関係」や「アットホームな職場」って、よくよく考えると日本社会の闇だなと思えてきます。
「社員=家族」と思っているから、短期的な目線でしか考えなかったり、家長の言うこと絶対!みたいなヒエラルキーが醸成されちゃうのでは?
「社員=客」と考えれば、社員へのサービスって劇的に変わるし、LTV的な考え方を取り入れるので長期的な目線でサービス設計するはずです。
世間的に話題になってる「ジョブ型」って、こういうところでトランスフォームしようぜっていう日本企業に向けての宿題なんでしょうね。
提案力は抜群にあるのに、足元が弱いのがもったいないなぁと言うのが今の会社の印象です。
まとめ
今回は「帰属意識」をテーマに話してみました。
転職したいことと帰属意識って別じゃない?ってところから書いてみました。
これからの時代の帰属意識の齟齬が若手とどのくらい埋められるのか。
辞めてからも一緒にコラボして働くという選択肢も考えないのか。
そんなところにも注目してみようと思います。
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