ふるさとの冬景色
昨日は待望の完璧な晴れでした。
そのため朝から放射冷却現象で気温がマイナス6℃まで冷え込みました。
今年は子供の頃以来の大雪で元旦から除雪、また除雪で雪はもう飽き飽きなんていつも言っています。
でも、こんな冷えた朝には早起きすると良いことがあります。
田んぼに降り積もった雪から朝靄が立ち登り、その上に山々が浮き上がります。
私の家がある新潟県新発田市は海が近く飯豊連峰、
二王子岳、櫛形山脈、遠くには朝日連峰まで見る事ができます。
冷え込んだ朝には『シミ渡り』といって雪の上を歩けます。
子供の頃は体重も軽かったので早足で歩いたものですが今は雪に埋まらないようソロリソロリと歩きます。
『ザクッザクッ』っと心地よい音をたてながら霧のなかを歩いてきました。
お日様のちからはとても強く、ザクザクと歩けていた雪の表面はすぐに柔らかくなってしまいます。
ほんのひと時の楽しい時間をいただきました。
雪が降り続いている間は外出も控え、降りやんだらまた除雪の繰り返し…
つらい時間ではありますが、通り過ぎるとこんな美しい世界にも出会えることもあります。
愛すべきふるさとの風景です。