オーフ・ザ・レコード物語;20XX年のゴッチャ その117
政治局委員
中国では憲法に「中国共産党が国家を領導する」と規定されている。かつてのソヴィエトや現在の北朝鮮にも同様の規定があり、これが一党独裁の法的根拠とされている。
その中国共産党にはかつて党主席という役職があった。しかし、毛沢東時代の混乱と個人崇拝への反省から、それは廃され、以来、総書記が党のトップとされている。
中国共産党の最高指導部は党中央政治局常務委員会で、委員の人数は総書記も含め7人か9人、中国は原則としてこの常務委員会による集団指導体制下にあるとされるが、党内の権力闘争に勝ち続け、党トップの総書記と人民解放軍を指揮する党中央軍事委員会の主席、更には国家主席を兼ねる習近平の権力は既に絶大であった。
そして、政治局常務委員会の直ぐ下にあるとも言える組織が党中央政治局で、王鶴はその政治局委員であった。外交畑のトップで政治局委員に上り詰めたのは二十一世紀に限ると王で二人目、しかし、政治局常務委員になった者は国家創成期を除けばまだ居ない。
政治の世界では外交は内政の延長であるとしばしば言われるが、中国ではまさにそれで、最高指導部の常務委員会入りした外交部門責任者は随分長いこと居ないのだ。内政が最優先事項であるのはずっと変わらない。
北京時間の火曜午後1時過ぎ、代表らが泊まるホテルに迎えの車が来た。黒塗りのワンボックス・カーで助手席から王鶴政治局委員の補佐官の一人が降り立った。親しい訳ではなかったが、岩岡には見覚えがあった。日本にある中国大使館に勤務経験もある外交官の一人だった。
簡単な挨拶を交わした後、メトロポリタン放送の四人が乗り込んだ。窓は黒の摺りガラスで外から社内の様子は分からないのだが、更に厚めのレースのカーテンが引かれていた。中から外の様子も分かり難い。
車はホテルを出発し市内を走る。行き先が朝暘区にある中国外交部の本部ビルではないらしいことは菜々子と岩岡には直ぐに分かった。北山も訝しげだ。
「人民大会堂かしら…」
菜々子はそう思ったが、やがて、そこでもないことが走路で分かる。車は厳重に管理されたゲートを通った。
「中南海ですか?」
そうと悟った岩岡が助手席の補佐官に中国語で尋ねる。
「到着すればお分かりになりますよ」
補佐官は淡々と応える。
「念の為、申し上げますが、撮影や録音はご遠慮いただきます」
補佐官が警告した。
中国共産党の本部や国務院、更には最高指導者達の居宅もある中南海は中国政府の奥の院だ。
故宮の西側の中海と南海という人造湖を含む100ヘクタール程の巨大な秘密エリアで、内部の詳細は地図にも載っていない。何処に何があるか、衛星情報でチェック可能なアメリカ政府等なら兎も角、一般にははっきりしないのだ。外国の民間人が入ることなど滅多にない場所だ。
これ以上、誰も何も口に出さなかったが、四人の顔は一気に引き締まる。面談に掛ける王鶴の意気込みには並々ならぬものがあるのを四人とも感じていた。
目的の建物に到着すると補佐官の案内で応接室らしき部屋に通される。建物はかなり古めかしく天井がやけに高い。入口の横の壁側に置かれた椅子や調度品も年季は入っているようだが、立派なものばかりだった。きっと政治局が使う建物の一角なのだろうと菜々子と岩岡は思った。
補佐官に促され、4人が着席するとお茶が6人分運ばれてきた。補佐官は奥のドアから次の間に消えた。
やがてドアが再び開き、王鶴政治局委員と補佐官が入ってきた。四人は立ち上がる。
「皆さん、ようこそ御出で下さいました。急なお願いにも関わらずはるばるお越し頂き感謝の外ありません」
王鶴が流暢な日本語で挨拶した。
「王鶴先生、お久しぶりです。ご多忙の中、お時間を頂きまして、こちらこそ感謝に堪えません」
代表がそう言って、一歩踏み出し、手を差し出そうとした。笑みを浮かべながら相手の目をしっかり見つめ力強い握手を交わすのが過去の王鶴との挨拶だったからだ。
しかし、王は手でこれを軽く制し、メトロポリタン放送の一行に着席を促した。ADE株対策の只中にあるだけに握手は避けたいのだろうと一行はすぐに理解し、着座した。王に少し遅れて座った補佐官はメモの用意をした。北山もノートとペンを取り出す。
「代表にお目に掛るのは何年振りでしょうか?お元気そうでなりよりです」
「王鶴先生こそお元気にご活躍の事、心よりお慶び申し上げます」
代表が応えた。二人は日本語で昔話に花を咲かせた。
頃合いを見て、王鶴が切り出した。
「ここからは中国語でお話しをさせて頂こうと思います。こちらの呉補佐官が通訳致します」
そういうと中国語に切り替え話し始めた。
「まず、始めに、今日のこの面談の性格についてお互いに確認する必要があります。今日の面談はあくまでも私的な会話で、内容が外部に公表されるようなことを前提にしていないということです。改めてご確認して頂けますか?」
メモを見ながら呉補佐官が通訳した。北山は一心不乱に記録する。
「承知致しました」
代表が応え、その必要は無いのだが、岩岡が中国語に訳した。
頷いた王鶴がゆっくりと茶を一口啜り、続けた。代表はまだお茶に手を出さない。
「今日、わざわざ皆さんにお越し頂き、私から申し上げたいのは最近の西側報道機関の論調についてです」
呉が通訳する。
「特に最近注目のADE株問題に関して、中国は被害者であります。それにも係わらず、中国は世界の安全の為に、自国の危険を顧みず、率先して多大な労力を投じています。
しかし、残念ながら、我が国の立場と努力に対する正当な評価がなされているとは言い難いと感じています。我が国に対する否定的な論調さえ散見されます。これは公平ではないと考えています」
呉の通訳を待って王鶴は更に続けた。
「皆さんの報道でも、例えば、ADE株対策を梃に中国は北朝鮮への影響力を高めようとしているといった一方的憶測に基づく誤った見解が伝えられることがあったと聞いております。そのような憶測に基づく誤った見解の報道は、中国政府と御社の関係にも影響し得るものです。我々は被害者であるにも関わらず、あくまでも善意で行動しているのです。
そのような報道がもはや為されることのないよう西側報道機関の責任ある立場の方には注意して頂く必要があると考えております」
ここまで言って王鶴は代表の反応を待った。
ADE株封じ込め作戦が北朝鮮に対する中国の影響力を結果的に高めるだろうという主に専門家の見方に大きな間違いなどある筈もないのだが、それを中国政府が意図して狙い、支援しているという分析は間違いだと言いたいらしい。
「憶測に基づく誤った報道があってはならないのは報道機関として当然のことだと私も思います」
代表は原則論で応えた。このような話の為だけにわざわざ呼び出された筈はない。何か他に具体的に釘を刺したいことでもあるのかと代表は訝っていた。
代表を呼び出してまで、あの話にストップを掛けたいのだろうと菜々子は既に予感し、毅然とした態度を示すべく背筋を伸ばした。やはり面倒なことになりそうな気配だった。
「特に今年は中国にとって非常に大事な年です。朝鮮半島の平和と安定にとっても非常に重要な年になる筈です。そのような時に、憶測に基づく誤った報道で、泥を投げつけるようなことはなさらないよう期待します」
王鶴が続けた。
「誠に恐縮ながら、具体的にどのような報道を差しておっしゃっているのか私には得心がいきかねますが、、、いずれにせよ、憶測に基づいて誤報を出すようなことはあってはならないと考えます」
代表は依然訝しげだが、中国政府が自分の部下達の取材に何か懸念を持っていることは理解した。
「具体的な事柄については現場の皆さんはもうお分かりになっていると思います。一般論で申し上げますが、報道には適切な時期というものがあります。先走って大きな困難に直面することのないよう代表にも適切な指導をして頂く必要があると、僭越ながら、申し上げたいと思います」
「王鶴先生のおっしゃることは理解致しました。報道機関として当たり前のことですが、誤報など出さないよう注意したいと思います」
代表は表情を引き締め応えた。これで満足した様子の王が立ち上がり、日本語に戻して言った。
「今年の暮れか来年になれば状況は変わると思います。その先、いつ頃になるか現時点では何とも申し上げられませんが、次の面会の機会が訪れる可能性はあります。もしもそうなれば、またお目に掛れるでしょう。今日はわざわざご足労頂き、大変有難うございました。では、またの機会に」
「そのまたの機会にお目に掛れることを楽しみにしております」
代表が最後の声を掛けながら立ち上がる。他の3人も続いた。にっこりと頷いた王鶴政治局委員と補佐官は足早に部屋を後にした。全部で30分程の面会だった。
その頃、重たい頭を抱えながらソウルを朝早く出立した矢吹は既に自席に戻っていた。待ち構えていた決裁文書を処理すると菜々子にメッセージを発信した。
北山が補佐官と手土産の交換をした後、4人は補佐官に送られてホテルに戻る。帰りの車中で面談に関する会話らしい会話はしない。すべて呉に聞かれるからだ。合間を使って北山はこれから買い求める予定の日本へのお土産の種類と数について、代表と確認していた。
ホテルの部屋に一旦戻ると菜々子は電話でデスクに最新状況を確認した。私用のスマホとガラ系は持って来たが使わない。用心の為だ。
予定では四人で軽く早めの夕食を済ませた後、最終便で帰国する手筈だった。それまで、北山と岩岡は買い物に忙しい。面談の内容についての話は食事時になる筈だった。
交渉継続
二日目の米朝事務レベル協議は、ジュネーブの同じホテルで予定より一時間ほど後に始まった。冒頭の頭撮りと呼ばれるカメラの撮影はこの日は無く、正式な記者会見の予定もない。
ホテルの正面玄関で張り込みを続ける記者達は、代表団が遅くやって来たことで二日目の交渉開始が遅れたことを知ったが、キャンセルにはならなかったことに安堵していた。北朝鮮絡みの交渉は突然中断したり、決裂することが珍しく無かったからだ。
一度始まってしまえば、協議が一段落するまで記者達にやることは余りない。じっと待つだけだ。山瀬は日・米・韓の様々な報道をチェックしながら、想定し得る交渉議題を検討し始めた。
米朝交渉のテーマは大きく分けて二つあると言ってよい。一つは核問題、もう一つは平和交渉である。行動対行動の原則も適用されることになるだろう。
このうち、核問題に関してはまず査察の範囲と方法が焦点になる。
今回、北朝鮮が凍結宣言で査察を認めたのは寧辺の核関連施設だけだ。しかし、北朝鮮のこれまでの核開発と兵器化が全て寧辺だけで実行されたわけではない。例えば、核実験は豊渓里で実施されたし、爆発装置の開発を含む核の兵器化は他の場所で進められた筈である。核兵器の運搬手段であるミサイル開発もアメリカとしては捨て置けない。
衛星等による監視で、アメリカは、北朝鮮国内のどの辺りでどんな活動が行われていたか、ある程度目星を付けている筈だが、そうした場所の関連施設を全て査察対象として北朝鮮が受け入れる可能性は極めて低い。が、何処まで認めさせるかが焦点になる。
また、査察の手法も問題になる。
申告が何処まで正直に為されているかをチェックするIAEAの査察チームが事前予告無しで実施する抜き打ち査察を、果たして北朝鮮が認めるか、認めるとしても何処までなら認めるのか、というのも焦点になる。
そして、仮に、これら全てで双方が合意し、北朝鮮の核開発の実態の解明が進んだとしても、北朝鮮が保有する核物質や爆発装置、その製造施設を、どのように管理し、最終的に廃棄させるかも問題になってくる。ミサイル開発に関しては、議題に上るかどうかさえこの時点でははっきりしない。
どれ一つとっても難題ばかりだ。本格交渉が始まればすぐに決裂しても不思議ではない。
要は北側の誠意次第と言えばそれまでだが、北朝鮮にとってみれば、数十年に亘って心血を注いできた核を十分な代償無しに手放す筈もない。核は体制の維持に必要不可欠と彼らが考えている以上、彼らが満足するような安全保障措置が絶対必要な条件になる。
その安全保障措置を講ずる為の交渉が平和交渉だ。
しかし、これにも信頼醸成措置の実行、双方の首都への連絡事務所の設置、朝鮮戦争終結宣言に向けた交渉、そして、経済支援と平和条約締結に向けた本格交渉の議題設定等、難題は山のようにある。
双方の不信感は根深い。何度も裏切られてきたとどちらも考えているからだ。
そこで、行動対行動の原則も重要になる。
片方が相手の要求を一つ呑んで履行したら、もう片方も相手の要求を受け入れて履行する…というのがその原則だが、何に対して何で応じるのかも一つ一つ合意し、その履行を検証する必要も生じる。
自分のノートにチャート図のようなものを書き始めた山瀬は、もう既に匙を投げたくなった。合意を包括的に一挙に纏め上げ、全てが丸く収まるという事態なぞ夢物語だ。
「上手く行っても、査察範囲の拡大と信頼醸成措置の構築、経済支援と連絡事務所の設置位までかな…」
山瀬はそう考えていた。
最終的にCVID・完全で検証可能で不可逆的な核廃棄を目指すアメリカ側と核保有国としての地位を世界に認めさせて体制を恒久的に安泰にし、自由な経済活動を開始したい北朝鮮の狙いは余りにもかけ離れているからだ。
「落とし所なんてある筈もないな…、ま、交渉が始まっただけでも良しとするしかないか…」
西側の誰もが思っているように、山瀬も先行きには悲観的だった。しかし、それで納得するしかない。戦争が始まるより遥かにマシだからだ。
北京ではホテルの日本食レストランに四人が集まった。
「王鶴さんが懸念する先走った報道とやらに心当たりはあるのですか?」
それぞれ軽食の注文を終えると代表が早速尋ねた。
「あ、はい。確証はありませんが、何となくは…」
菜々子は言葉を濁す。しかし、これだけで説明が済むとは勿論思っていない。
「どんな話なんですか?」
「考えられますのは北朝鮮の金一族の動静に纏わる取材の事だと思います…しかし、正直申し上げますと私達はまだ100%詰め切れたとは思っておりませんので、もしも、それを王鶴さんが心配して言っていたとしたらそれは無用かと思います。現時点で放送に踏み切る予定はございませんので…」
「しかし、それならわざわざあのような釘を刺してくるのは合点がいきませんね…そんなに重大なネタなんですか?」
代表は当然とも言える疑問を投げ掛けた。
「あの、王鶴さんは報道には適切な時期があるともおっしゃっていましたが、今回の用件のポイントは、その報道のタイミングだと思われます」
菜々子は代表の質問には直截には応えない。代表が菜々子の顔をじっと見つめた。
「つまり、その、、、今、北朝鮮の核を巡る交渉は緒に就いたばかりでこれから重要な局面になる、中国国内でもADE株対策に加えて、今年秋に党大会を控えている。そのような中で先走った報道をすると様々な悪い影響があるということをおっしゃりたかったんだろうと思われます。要は、暫く待って状況を見極めろ…ということかと…」
「そうですか…、現時点で、問題になるような放送の予定は無いと考えて間違いありませんね」
「はい、それはその通りでございます。誤報扱いされて揉めるのは私達も勿論望んでおりません」
「それなら良いでしょう。宮澤さん、しっかり頼みますよ」
「承知しました」
誤報を避けるべしという考えは当たり前であるが、戦狼外交と呼ばれる強硬外交路線を主導してきたとされる王鶴政治局委員に報道するなと事実上要求されたからには、西側報道機関のトップとして代表にはそれなりの反発を感じて欲しい所だった。しかし、菜々子も岩岡もそこまでは口に出さない。菜々子は温めているネタの中身を細々と説明する積りはなかった。
それぞれが注文した食事が運ばれて来た。岩岡は握り、日本から来た三人は温かい饂飩を頼んでいた。
「それにしても王鶴さんは何を気にしているのですかね…やはり秋の人事への影響でしょうかね?」
代表が目をやや輝かせて尋ねた。個人的な関心も高いようだった。中国指導部の人事に纏わる情報や噂話は日本への土産話にもなる。
「それを念頭に置いていない筈はありません。外国メディアによる想定外のすっぱ抜きで中国の外交や内政に悪影響があると拙いでしょうから」
岩岡が応えた。
「彼はとうに引退していても不思議のない年齢ですよね?しかし、生き残り、場合によっては昇格さえ狙っている可能性でもあるのですか?」
「あくまでも憶測になりますが、この秋の党大会で、習近平国家主席は党主席ポジションをいよいよ復活させて就任し、名実ともに別格の存在になることを目指していると言われています。
その際、政治局常務委員の数が現在の7人から9人に増やされ、王鶴さんはその常務委員に昇格するのではないか、という噂もあります。外交畑出身者として常務委員になることは王鶴さんにとっても大変な名誉ですし、外交部門全体の格上げにも繋がります。それを視野に入れていても不思議ではないかも知れません。噂に過ぎませんが…」
岩岡が説明した。
「そうですか…だとすると我が社の勇み足の報道で王鶴さんの顔に泥を塗るようなことになると非常に面倒になりますね」
代表が言った。
「まだ憶測レベルの話ですので、今回の件がどういう影響を与えることになるのか何とも申し上げられませんが、いずれにせよ、中国の要人が面子を傷つけられたと思うようなことをすれば大変な事態になる恐れは十分にあるかと思います」
岩岡が応えた。代表は饂飩を一口啜って言った。
「やはり慎重にやってください。決して間違いのないように。先の事もありますからね」
菜々子を見る目が実に冷たかった。
「アメリカ合衆国と朝鮮民主主義人民共和国は二日間に亘り、来るべき本格交渉の議題等について、実務者レベルで意見交換を行いました」
ジュネーブでの二日目の米朝協議が終わり、ホテルを出るアメリカの代表団は記者団の前で声明を発表した。
「話し合いは実務的、かつ、率直に行われ、それぞれの代表団は、その内容を本国に持ち帰り、吟味することになりました。次のステップについては追って発表されるでしょう」
そう言うと代表団は記者の質問には一切答えず、会場を後にした。次いで玄関に姿を現した北朝鮮代表団も同様の内容の声明を読み上げ、出立して行った。
協議は明らかに前進したのだ。この時点でご破算になると予想する向きはもうほとんど居なかったのだが、議題が整理され、米朝交渉は次の段階に進むことが確認されたのだった。
各国メディアは「米朝事務レベル協議終了。交渉は次のステップへ」と言った見出しで第一報を打った。詳しい内容は公表されていないが、遠からずある程度漏れ伝わってくるだろうと記者達は考えていた。
***
これは近未来空想小説と言うべき作品である。
当然、全てフィクションと御承知願いたい。
©新野司郎
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