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産後5ヶ月でキャリコン実技試験に合格した方法【JCDA論述編】

みなさんこんばんは!ニーナです。

私は里帰りなしで第1子を出産し、産後1ヶ月で第25回のキャリコン学科試験に合格し、産後5ヶ月で第26回のキャリコン実技試験に合格しました。
前回の記事では学科試験に合格するために私が実際に行った勉強について紹介しました。

今回は実技試験のうちの論述試験に合格するために私が実際に行った勉強について紹介しますね。


論述試験7~6ヶ月前にやったこと

ややこしいのですが、論述試験対策は産後じっくりやるのは難しいと思い、普通の受験生が第25回試験に向けて勉強している間に私は第26回の論述試験に向けて勉強を始めていました。よって私は他の受験生と比べて準備時間が長く取れています…

  • リカレントの論述試験対策動画&練習問題をキャリ協とJCDAともに全部終わらせる

  • キャリ協とJCDAの過去問を1〜2年分解く

  • 受検団体をJCDAに決定

  • 解答例を読んで、「こういう解答が正解なんだな」という感覚を掴んでおく

一通り問題を解いて、この時期に受検団体をJCDAにすることに決定しました。キャリ協のほうが問題文が短く、解答文の文字数も少ないので時間に余裕があると思うのに対してJCDAは時間との戦いなのですが、実際に問題を解いてみた結果JCDAの方が解答例に近い解答を書けることが多かったので、JCDAが自分に向いているかな?と思いました。

また、JCDAが提唱している経験代謝というカウンセリングの軸となる考え方が面白いと思いました。というのも私はキャリコン養成講座に通う前、別の心理カウンセラー養成講座に通っていまして、そこで人間の悩みは過去の経験や生育した家庭環境と密接に繋がっているということを学んでいたんですよね。ですので、「これからどうするか?」よりも過去の経験やその人の考え方・気持ちを深掘りしていくことに馴染みがあったんです。今考えても、この選択は正解だったと思います。

論述試験5~4ヶ月前にやったこと

産後、入院中にリカレントの学科試験の模試と併せて論述試験の模試を解きました。問題を解いている間は娘を助産師さんに預かってもらっていました。本当に助かりました(泣)
退院後、学科試験の勉強をしながらリカレントの論述模試の解説動画を見ました。
この時期やった論述対策はこれくらいです。

論述試験2ヶ月前〜当日にやったこと

試験3ヶ月前は勉強をお休みして、2ヶ月前頃から本格的に勉強を再開しました。

  • 週に1~2回、すでに解いた問題+まだ解いていない問題を時間を測って解く

産後は大変だったので、論述対策にかけられる勉強時間はこんなもんでした。子供が寝ている夜10時くらいに問題を解いていましたね。でも最初は制限内に解くのが難しかったのが、だんだん時間内に終わるようになってきました。
試験直前期は今まで解いた過去問の解答例を見直したり、さらに解き直したりしていました。

果たして結果は…?

50点満点中40点、A判定でした!!
飛び抜けて良い成績ではありませんが、そこそこいい点数が取れたと思います。

私からのアドバイス

・養成講座の論述試験対策で十分かも!
私の場合はリカレントでしたが、リカレントの教材に大人しく従ってたら合格できたと言っても過言ではありません。逆に、参考にする教材を増やしたら混乱すると思います。教材を作る団体それぞれに考え方やクセがあると思うので、1つに絞ってそれだけ信じてついていく、ということが論述対策では重要かなと私は感じました。

・時間があったらできるだけ両団体の問題を解いておくべき!
時間がなければ自分が受ける団体だけでもいいと思うのですが、相談者の問題点を探して今後どう面談を進めていくか、という点では同じなので、両団体の問題を解けば練習量を2倍に増やすことができます。

・解答例を参考に、解答文の”ネタの引き出し”を作っておく
これはどういうことかと言いますと…
解答例を見ていると、相談者の問題は〇〇の理解不足で、〇〇する支援を行う…といったテンプレがあるんですよね。私はこの〇〇に入る文を解答例から抜き出してGoogleスプレッドシートにまとめていました。学科対策と同様、このシートも外出先で確認し、記憶に残すように努めていました。ちなみにキャリ協の解答例からもネタを集めるとネタの引き出しがより豊富になります。
「丸暗記してそのまま書こう!」と言っているわけではないです。ただ、こういった文を整理してネタの引き出しを頭の中に作っておくと、問題を解いているときに解答が書きやすいです。

・JCDAは時間勝負!
JCDAは多分、「書き直していたら終わり」です。キツイですができるだけ一発で書くことを目標にしましょう。そのためには必ず時間を計って過去問を解き、頭の中のネタの引き出しを豊富にしておき、1行に書ける文字数の感覚を掴んでおくようにしましょう。
本番では、「ちょっと書き直した方がいいかな…?」レベルの不安だったら諦めてそのまま突き進むほうが、書き直して時間がなくなって空白ができるよりもマシかなと私は思います。

・JCDAの場合ケアレスミスに注意!
JCDAの場合は丸を書く問題や、指定語句を全て使用して下線を引く必要のある問題があります。制限時間が終わる前に絶対見直しましょう。私は過去問を解いていたとき、逆に丸をつけていたり下線部を引き忘れたりしていました(汗)つまらないところで点数を落とさないようにしましょう!


ここまで記事を読んでくださったみなさま、ありがとうございます。
私の場合はちょっとイレギュラーなスケジュールでしたが、少しでも論述試験対策に役立てば嬉しいです。
次回は個人的に目玉だと思っている面接試験対策について記事を書きますね。それではまたお会いしましょう♪

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