オルタナ祭参加曲の感想+おれの曲の解説02
ボカロオルタナティブ祭2024
おわりましたがまあ、まだ聴きますよね、だって聴き足りてないでしょ?
というわけで、聴くぜ!!!
……というか主催者の人の巡回生放送を観てきたので、好みのやつを紹介します。
全部良かったですが、個人的に大(おお)好みなものを紹介します。
実際は全曲良いので、これを読んでる人は、全曲聴いてください。
需要 / 第3楽章が揺さぶる feat. 初音ミク
格好良いですね
シンプルでかつ格好良いのが私は一番すきです。
音が刻まれる静かなパートとバーン、って盛り上がるパートの対比が気持ちいいです。
ギターの音もすごい格好良い。
かっこいいしか言葉がないくらい、かっこいい音作りと演奏で良いですね
現実 / 可不 with チームひややっこ
この曲もシンプルに格好良い
効果音的なぎゅわぁっ……も良い。
(サイドチェイン的なこと??)
スネアの音もすごくすき、というかドラムが全体的にとても良い。
コンプ感がすごい好み。
最後のギターソロのベースもすごい格好良い
弦が揺れるのを拾ってる感じがしてすごくすきです。
ほしのなみだ / NaR feat. 弦巻マキ & ナースロボ_タイプT
絶妙な暗さがちょうど良くて、良い意味でちょっときもちわるくて良いです。
個人的なオルタナ観では「これぞ」って感じ(みんなにはみんなの”これぞ”があるし、それを大事に抱えていこうね)
ポエトリーリーディングって個人的に”そんな”なんですけど(嫌いではないですけど)この曲はすげえ良いです。
かっこいいです。
スネアの音がキレが良くてほんとにいい感じの音で最高ですね
私は「とにかくデカけりゃかっこいいだろ!!!!」と思って意味不明な音にしたりしますが、ミックス以前の、編曲の段階できちんと音の帯域を調整したりしたらこのくらいでかっこよく響くのですよね。
ミニマルさ(???????)が良いです。
めっちゃすき。
禁酒/オムハヤシ feat.重音テトSV
絶対作者の人の想定とは違うのでしょうけど何か少し、P-MODELっぽい雰囲気ですごくすきです。
ユーモアが良いです。
こういうユーモアを持っている人はかっこいいくてすきです。
私はねじねじねじれてるので。
ギターもめちゃくちゃいいし、シンセもかっこいい。
ディレイとかはついてるけど、なんか印象としてネイキッド(?)な感じですきです。
むき出しの感じで……。
ノリが良くて踊れる音楽ですね。
だからこそTik Tokとかで流行る可能性とかを孕んでいる気がします。
そうなるとちょっとだけ厭(や)ですね。
……でも音楽は時として、というか何時も、何かの手違いでその人の手から離れてすごい流れをつくることがありますよね。
この人のユーモアが私にとって素敵なもののままでありますように。
feat.知声 / kikki
ぎゃははははっ!!! ってなった。
良すぎて。
最高
混沌ときもちわるめの調和みたいなのが渾然一体としてて気持ちいいです。
映画の時計じかけのオレンジを観てるみたい。
ヤバさとポップさ(とっつきやすさ?)がすごい。
ハンドクラップのリズムと音色もかっこいいですね。
というか全体的にリズムトラックがぜんぶかっこいい
パキっとしてて綺麗。(グルーブ、タイム感、音作りすべて)
あと動画のキャラが男の子っぽくていいですね。
おれは、すきだからな。二次元(←ここ大事)のそういうのが。
……でも概要欄をみたら少年であり少女でもあるらしい。
ぐぬぬぬぬぬぬ……(なにをぐぬぬしている……?)
心象のテスティファイ/初音ミク
良いですね。
すごくボカロで最高です。
ボカロオルタナティブ祭
ですからね。
やっぱこういう、ボカロっぽい音は良いですよ。
最近は人間っぽい音を使う人が多いですがやっぱりこういう音使いがあってこそのボカロ曲だとぼくは思うわけでして~~~……(←ボカロ原理主義翁(おきな))
まあ私の主義主張は置いといて良い歌です。
すこしだけウェイトが軽い(頭痛が痛い的な?)気もしないでもないですけど、こう感じるのはオルタナ祭のラウドでヘヴィなロー感に当てられているから感じているのでしょうね。
でもまあただ、PSPとかであった(PCとかでもあるけど)初音ミクの音ゲーとかに収録されてたら「おい!!!!!」とはなるけどね。
絶対、最高難易度のコレやばいよね。
プレイする度にリザルト画面で初音ミクに失望されるぞ。
【初音ミク】廃プラネタリウム【ボカロオルタナティブ祭2024】
これめっちゃすきなんですよね。
なんつーか(この曲の人は多分影響を受けてないと思うし、込められた意味性も違うと思いますが)wowakaの曲みたいにリフがずっと繰り返されてる曲とか好きなんですよね、私。
そういうのを聴くと最高な気分になる。
んでサビもめっちゃ良いです。
ちょっとだけ平沢進みがあるように感じます。(これはどうなんだろう? やはり見当外れだろうか)
彼と同じ指向性のワンダーを感じます。
ちょっと大人っぽくて、でもちょっと少年性もあるような感じが良いです。
聴いたことないのに懐かしい感じがしてめっちゃ良かったです。
……。
めっちゃ、「めっちゃ」を言ってるな。
おれはギャルなのか? 昔の。
ミクのクワイア feat. 初音ミク
なんかすごい曲です。
ここで紹介してない”すごい曲”はこの曲以外にももちろんいっぱいありましたがこれは私がすきなタイプのすごい曲。
(紹介しなかった曲がきらいなわけではないぞ??? すきだよ、ただ大好きではないだけ)
無意味じゃない歪みが良いんですよね。
こう、心象とか、表現したいことを切り出すために、必要な歪みでさ、それが良いんだよ。
心を強制的に動かすパワーがある曲です。
ド正面から私の魂にすごいエネルギーで迫る、”壁”みたいな感じで、本意/不本意に関わらず””感動””させられずにはいられないのです。
その点ではすこし暴力的だとさえ言えるかもしれませんが、こういう壁に押しつぶされるような音楽は私はすきです。
(……そういう、強い曲なので「リピするぜ」って感じの雰囲気ではないが)
……。
ただ、ひとつ文句があるとすればアレっスね。
概要欄とかに……歌詞とか……置いといてほしいな~……。
こだわりなのでしょうけど。
う~~む……。
……私のオルタナ祭参加曲もひとつだけ歌詞を置いてない(置けない理由がある)曲があるので私が言えた義理じゃあありませんが……。
夜の果て / ジャージ佐藤 feat. 音街ウナ
ウナの声って良いですよね。
ロックにめっちゃあいますよね。
人間っぽさとボカロっぽさのバランスもかなり良い気がします。
(ボカロっぽいというより、二次元っぽさ? アニメっぽさ?)
シンプルに良いロックで、良いです。
「さあ行こうよ」の後のサビが気持ちいいですね。
すごいポップでめっちゃすきです。
おわり。
次も放送があったらそれを聴いて記事を書くかもしれません(書かないかも、しれません)
書いたら読めるようにフォローとかしても良いかもしれません(しなくても、良いかもしれません)
ん???
なんだ……。「NEXT DREAM……」って書いてあるぞ↓
これって東方でエキストラステージが開放されたときのやつじゃなかったっけ?? (うろおぼえ)
NEXT DREAM……
…………。
……。
…。
EXTRA STAGE
エキストラステージじゃねえか!!!!!!!!!
……。
はい。
(はい????)
というわけで自曲の解説をしていくんだぜ。
18曲も投稿してるからな、オルタナ祭に。
今日も豪華に3曲解説しますよ。
みんな聴いてね
できればアルバム順で聴いてほしいかな、かな。
【メタリックな弦楽的少女ロック】「Vorpal Sword(feat.歌愛ユキ)/新見凶犬」
タイトルの元ネタ……というか着想は「Emerald Sword」です。
ラプソディ(・オブ・ファイア?)の名曲ですね。
なのでシンフォニックメタルみたいにしたいなあとか思って書いたの。
それをオルタナ風にアレンジしてさ、そういう腹づもりで。
でもあんまりうまくいかなくてこのアルバム「アリス・イン・ワンダー」のほかの曲と比べてほんの少しだけメタルっぽい。程度になっちゃったね。
私のギター、Pacifica012は色々ギリギリの状態でブリッジミュートの奏法をすると音が出なくなったりするんですよね(買い換えろ)だからカッティングにしたりして色々やってたらこうなった。
メタルではないですが、かなりかっこいい音楽だと思います。
特にギターバトルのシーンがお気に入り。
動画でこれをやりたいがためにこの曲の構成(歌詞や世界観、小道具の設定含め)にしたので、Blenderで必死こいてモデル作ってボーンにモーションを打ち込んでカメラやらライトやらを調整してやっと完成して書き出して音と合わせて動画になったとき、普通に感動したよね。
ひとからみたらそうでもないのでしょうが、初めてのことに入門しているときの色んな試行錯誤が想定よりうまくいった時の感動というのは、わりとすごいものです。
ギターバトル的なシーンといえば色んな時代の色んな人達がやっていると思いますが個人的にはやっぱDragonForceです。
ハーマン・リとサム・トットマンの掛け合いは最高ですし、映像的にはやはりそういうのを参考にしてます。
(ギタープレイは全然ちがくてかなりオルタナティブに弾きましたが……)
【変拍子系厭世観】「5カウントハウロー(feat.歌愛ユキ)/新見凶犬」
もちろんタイトルは私の大好きなバンド、ヒトリエの名曲「5カウント・ハロー」をもじったものですが、音楽的には四分の五拍子ってことくらいしか共通点ないです。(しかもサビは5拍子+6拍子だし)
(ハローの方は多分サビで6拍子)
ただアルバムで言うとなんか5曲目なのでこんなタイトルにした。
私はタイトルを決めてからテーマとかを決めて音楽にし始めるタイプなのですが、中々色々インスピレーションがわく題名になりましたね。
世界の終末っぽい歌です。
実際はいつもそんなことはないのですがね……。
色んな予言も(きっと)良いことに大外れなので基本、滅亡はまだ遠いのです。(こんなことを書くとなんかフリっぽくなるのであんまり書きすぎないようにしよう)
変拍子の曲だったので演奏が少しダルかったですね。
そこまで込み入ったことはしてませんがベースとかそれなりに頑張って弾いたので注目(?)してくれると嬉しいです。
MVは一応(勝手に)拝借したタイトルの要素をオマージュとして入れてます。
歌愛ユキがトマトを握りしめるシーンですね。
ユキはこどもなので潰せなかったみたいです。(熟れてなかったのか?)
結局食べることしたみたいですけど、道端に落ちてる野菜や果物なんてのは食べちゃいけません。
途中の転がってくるネズミは「星蓮船」のオマージュ的なアレですが、多分それはほんとに私以外に誰もわかるはずがない要素ですね。”虎”くらいだしたら良かったかな……。
(そういうシューティングゲームがあって、こんな感じのリズムの曲をバックにネズミのキャラクターが中ボスとして登場して戦うことになる)
MVといえば、映像の技術でいうとこのあたりからガンダムの監督の演出の本を読んだりして基礎を理解したりしたのでわりとわかりやすくなっているんじゃないかなと思う。
……。
ちなみに、”ハウロー”はアレです。
NIRVANAの一番有名な曲の歌詞に出てくるワードです。
個人的になんか面白くてずっと心にのこってる。
【ガーリー矩形波オルタナ】「ワンダーフレームガール(feat.歌愛ユキ)/新見凶犬」
ソロがTATTOOありに似ている気がしてならないのですが大丈夫でしょうかね?
この曲のほかの色んなデジャヴュ感(ボカロっぽいリズムのコードとか、ちょっと東方っぽいsus4の分散和音的フレーズとか)はあえてのものですが、イントロとソロだけは無意識に似ちゃってます。
でも私が似ていると思っているだけの可能性もあるので投稿しましたが、どうなんでしょうか???
う~ん。
……まあ、それはそれとして(デビルマン)
かなり直接的な歌です。
このアルバムの表現の本質的な歌な気がします。
私が、私の内側から、世界という外側に”表現”したいものは結局こういうことのようなのでしょうね。
……少女っぽさと云いますか。
少女が体験するワンダーとか、そういうの。
アルバムで、この曲の次の曲は彩度のない、グレースケールの音像とMV(これを創ったときは”それを創る予定”)だったので対比するために彩度をマシマシの音楽にしたつもりです。
ベースも大暴れでレトロ・ゲーム的なシンセも鳴り響いてさ。
眼が痛くなるような音楽なつもり。
で、当然MVもそれにあわせて””バキバキ””につくるのだから、創り終えた後、少し体調が悪くなったよね。
私、強い光に割と弱めでKing GnuとかのMVも「げげー(吐いてるわけではなく……)」となったりするのでこれも同じく「げげー」となりました精神的に。
まあ、概ねこんなもん。
記事書かなくてもオルタナ祭はまだ聴く予定です。
良い音楽がいっぱいで幸せです。