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「オウンゴール」はどっちが多い?
前節のアウェイ浦安戦、皆さんの応援ありがとうございました。
序盤に先制されてしまい苦しい展開でしたが、最後の最後で逆転勝利することができました!
逆転といっても、たまたまオウンゴールになってしまった、ある意味事故のような得点でした。同じ日の別会場の試合でも、終了間際にオウンゴールがあったみたい。
そんな話を試合後ロッカールームでしていたので、今回は「オウンゴール」に関して調べてみました。
フットサルとサッカーどちらのほうがオウンゴールが起こりやすいのでしょうか?
まずはフットサル
データはFリーグ公式サイトを参照しています。2016/17、2017/18シーズンの公式記録を調べてみました。
2016/17シーズンでは、全1198ゴールのうち、27ゴールがオウンゴールでした。2017/18シーズンでは、全1179ゴールのうち、31ゴールがオウンゴールとなりました。
2シーズンを平均すると、全ゴールのうちオウンゴールは2.44%でした。
次にサッカー
サッカーのオウンゴール数はちょっとググったくらいでは詳細データが見つかりませんでした。代わりに、日刊スポーツさんの記事を参考にしたいと思います。
2017年4月にJリーグ通算2万ゴールを記念して書かれた記事で、2万ゴール目が決まった当時、オウンゴール数は377ゴールでした。2万ゴールで割ると、オウンゴールは1.89%になります。
Fリーグのデータがかなり少ないので一概に比べられませんが、
やっぱりサッカーよりもフットサルのほうが若干オウンゴールは起きやすいのでは?と思います。
ワールドカップのオウンゴール
しかし、こんなデータもありました。
2018年のロシアワールドカップの記録です。今年のW杯は、オウンゴール数が史上最多12ゴールだったようです。W杯のゴールは169ゴール生まれたそうなので、オウンゴールは割合でいうと7.1%となります。これまでのW杯のなかでも、ずば抜けてオウンゴールが多かった大会のようです。
歴代のワールドカップのデータベースを載せているサイトによれば、前回2014年ブラジル大会までで合計試合数836試合、総得点2379ゴールだったようです。また、フットボールチャンネルの記事によれば、2018大会のグループリーグの途中で最多オウンゴール数「6」に並び、歴代合計「47」になったそうです。ですので、1930年ウルグアイ大会から2014年ブラジル大会までで、通算41ゴールのオウンゴールが生まれている事がわかりました。
2018年ロシア大会を除いたオウンゴールの割合は、1.72%となりました。ワールドカップも歴代でみれば、Jリーグと近い数字になりました。
やっぱり、フットサルのほうがオウンゴールが起こりやすいスポーツかもしれません!
オウンゴールの時間帯
さて、ここからおまけです。フットサルのオウンゴールの時間帯をみてみましょう。
上図は、Fリーグ2016/17、17/18シーズンのオウンゴールが起こった時間帯ごとにゴール数を示したヒストグラムです。
縦軸はオウンゴール数、横軸は5分刻みの時間帯です。
サンプルサイズが小さいので、一般論には落とし込めないですが、、、
強いて言うなら、前半の最初の時間帯はオウンゴールは少なそうです。また、前半・後半の残り5分もそれぞれ少なく見えます。
ここから憶測できることは、オウンゴールは試合中盤の「なかだるみ」で起きやすいかもしれません。どうしても集中力が一瞬切れてしまったり、試合展開が動く時間帯なのかもしれないですね。
結論
・フットサルとサッカーでは、たぶんフットサルの方がオウンゴールは起きやすい!
・フットサルのオウンゴールは、「なかだるみ」の時間帯が多いかも!
是非、皆さんFリーグ観戦でオウンゴールを見たときは、こんなことも頭に入れておくと観方が変わるかもしれませんよ!
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