Thunderを使って電池のあれやこれやを見る
はじめに
ミニ四駆レーサーなら誰もが使用するであろうネオチャンプ。
自分は、今まで購入したネオチャンプを買ったそのままの組合せで使ったり、時にはいい感じの電圧になるようにバラバラに使ってたりしましたが、実際のところは
各電池の放電特性を調べて、似た組み合わせでマッチングすると適当に2本取って使うよりいろいろ捗る
ってな話らしい。(ざっくり理解)
しかもその放電特性はお馴染みのThunder(106B+系)でなんやかんやすると調べられる。
正直なところ、そういった話は先人の知恵(各種サイト等)を調べていく過程で知ってはいたものの
めんどくさ…普段のレースはアルカリ限定だからテキトーでいいか!
と放っておいていました。
先日、この放電特性を計測する話をXで見かけたので、いっちょやってやるかと思い立った。11月にはハイファイブ、12月には年チャン戦としっかり目にニッスイを使うレースも控えているのでやれることはやってきたい。
そんな、10月でミニ四駆3年生になった人の雑記。
調査方法
データの取得方法について、手探りで導入してなんとか動かすとこまでいけたので当初はその過程を記事にしようと思っていたのですが、下のサイトで全て解説されていて膝から崩れ落ちました。
というわけで↓を見てください。まとめてくれた偉大な先人に感謝。
実践
まずは、ここ数カ月まともに管理していなかったネオチャンプ12本をリフレッシュするために放電→充電行う。
そうしたのち、電池1本ずつ放電→充電→放電してそのデータを取っていく。
充電時は1.5A(1Aが良いけど時短の為)、放電時は4Aで放電しています。(4A……MDPの推奨負荷トルク時の消費電流が2.6~3.5Aとのことなので飛んだりなんだりの負荷含めて少し多めの4A。なんならもっと多くてもいいかもしれんね)
私の参加するHi-Five北海道では、同じニッスイを使って走るのは多くても3戦分ということで、かなり余裕持って1戦30秒とし、放電開始から1分30秒までを目安に電圧を見ていきます。ちゃんとやるなら30秒だけ放電して少し休ませて電圧の回復を見てからもう一回、とした方が良さそうだけどやり直すの面倒なのでいったんこのままで…
結果
下は12本の電圧の推移グラフです。
一部を除いて違いが判らなくて笑っちゃうんすよね。とりあえず7番と8番がうんちなのはわかった。大事なシーンでは使わないようにする。今回はこれが分かっただけでもかなり有意義な調査だったんじゃないかな。
他は電池5が微妙だけど残りはほぼ同じっっぽい?
なんとか組み合わせを決めなきゃいかんので、グラフとにらめっこしながらペアリングした結果以下の5組に。
また、内部抵抗についてThunderで測ってみたところ、問題のあった電池3種は他と比べて抵抗値が高かったです。Thunderの抵抗測る機能は使っていませんでしたが超簡易的に電池見るのに使えるかもしれないですね。
さいごに
とても”やった”感がある。
ただ「これで速度出るぜ!」って気はしていないです。正直な所、することなくなったらするぐらいで良いのでは?とも思ったり。
単なる自己満足の世界かもしれない。
まぁまだ実走はしていないので考えが変わる可能性が無いわけではないけど……いかんせん違いの判らぬ人間なので。
今回は電圧の推移だけ見ましたが、今後見ることがあったら容量とかも踏まえて電池見るようにしたいですね。
ただ、電池1本ずつThunderでやるのはアホほど時間かかって面倒で仕方なかったので、今後は複数セルで同時に計測できるような充電器なりなんなりを入手してからやったほうが良さそう。誰かおすすめ教えて♡