朧気
あぁ、ごめんねアルフレッド
また少し微睡んでいたみたい
いつかまた眠ってしまう前に
あなたに伝えたいことがあるの
もうずっとこの調子なの
あなたの顔を忘れてしまう
決して嫌いになったワケじゃないの
だからもう少しだけそばにいて
あぁ、ごめんねアルフレッド
また少し微睡んでいたみたい
いつかまた眠ってしまう前に
あなたに伝えたいことがあるの
いつか別れがやってくる
その時くらいはあなたを忘れたくないの
あの頃読んでいた本より短いこの人生で
私は何かを残したいの
あぁ、ごめんねアルフレッド
また少し微睡んでいたみたい
いつかまた眠ってしまう前に
あなたが私を殺してね