SNSについ愚痴を載せてしまうあなたへ
Twitterではさまざまな投稿が毎日流れている。自分の趣味について話したり、友達や家族との思い出をまとめたりなどのポジティブ投稿が多い一方、自分を取り巻く環境についての悪口や、やり場のない怒りを文字にして投げ込まれた投稿もまた存在する。
別にそういった投稿をすることは何も悪くない。人には言いずらいことを別のところで発散したところで、迷惑がかかることはほとんどないに等しいだろう。それで自分が「ストレス発散になって最高~」と感じるなら続けても大丈夫。いじめや誹謗中傷などの明らかな悪意のあるものは別だが。
しかし、
「こんな投稿意味ないって分かってる、、、でも止められない」
「ネガティブな内容はあまり載せたくないんです」
という人も少なからずいるだろう。
今日はそんな人のための記事。参考にならなくとも、頭の隅に置いていて損はさせないだろう。
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そもそも、ネガティブな投稿をしている人は自分で背負いすぎている人が多い。不満や怒りを誰かに伝えることなく、自分の心に留めてしまう。そうしてため込んだネガティブは、やがて心のキャパを超えて爆発寸前になる。爆発しないように文字にして投稿する。投稿した後に罪悪感、、、、。 この一連の流れを永遠と繰り返してしまっている人も少なくないはずだ。
このループの原因は、そういったネガティブな感情を人にぶつけることができないことから生じている。なので、「ちゃんと周りの人に自分の思いを伝える」のが解決策なのだが、それができたら苦労しないのも事実。たとえ誰かに言おうとしても、
「相談してしまって迷惑なのでは」
「周りの人を巻き込みたくない」
という、日本人あるあるの「申し訳なさ」が邪魔をして結果的に自分だけで背負い込んでしまう。
ではどのように解決すればいいのか。
結論からいうと、「他の誰かに任せる」という方法がある。
例えば僕の場合、何か嫌なことがあって投稿したくなったときは一度踏みとどまって、
「きっと誰かが同じこと呟いてるからその人に託しとこう~」
といった、きっとどこかにいるであろう、同じ思いを持つ誰かに自分の感情を預けてしまうのだ。もし、「会社の上司がいちいちうざすぎる」と感じていて、それを投稿しようと思った時には、
「自分から発信しなくてもみんなも思ってるだろうし任せるか~」
みたいな考えに変えてみる。自分以外の人がそう思っているのかいないのかは関係ない。大事なのは、自分が抱えているものをほかの誰かにパスすることなのだ。さらに、勝手に任せられるので「申し訳なさ」もゼロである。
自分の悩みの大半は他の誰かも持っているし、わざわざ自分から言わなくても誰かが我慢できずに投稿してくれている。自ら心をすり減らすことはないのだ。
嫌なことをこらえることは確かに大切であり、それができるあなたは凄い。でも、自分で全部背負うことはないのである。あなただけでなく全世界のみんなも同じことを持っている。その人たちの中の、文字にして発散してスッキリしている人にその辛さを預けよう。あなたは一人じゃない。