領域展開!古町のアルモニアでクリスマスデート
前から気になってた古町のアルモニア。クリスマスディナーで初潜入してきました。呪術廻戦の映画を見た後だったためか、日本家屋が妙にしっくりくる。席は御座敷とオープンキッチン前のカウンター席があり、私達は迷いなくカウンターを選択。
気さくなシェフと会話を楽しみながら、次々と出てくる創作料理を食す。地元の食材へのこだわりがひしひしと伝わってくる。そして、一つずつの料理に捻りが効いていて、レシピ通りの王道ではなく獣道を切り拓いてく感じの料理が私好み。
前菜はオーガニック野菜の特性豆腐ディップ。野性味溢れる人参がワイルド。そしてお次は粟島で取れたヒラマサに岩のりとクリームソースがかかった日本海を味う一皿。三品目は猪肉を使った手打ちのタリアテッレ。猪肉がこんなに美味しいとは想像しておらず、驚きを隠せない。
その後は、佐渡のブリを使ったラビオリ。今年はブリの漁獲量が少ないとニュースで聞いていたため、味わって食べる。そして、この日一番驚きだったのは県産の鴨を使ったロースト。何でも、西蒲原の方で仕留められた鴨らしく、新潟の新たな食の魅力を発見したような気持ちになった。最後はイチヂクのジャムを使ったドルチェを食べてフィニッシュ。
総括すると、前評判通り実験的な料理でクラシックな料理が好きな人には合わないかもしれないが、味わったことのない料理を探究したい人はドハマリしてしまうと思う。そして何よりシェフとの会話で、より特別な時間を楽しむ事ができた。カウンター前は正にシェフの領域。ぜひ、アルモニアに行く際はカウンター席をオススメしたい。
店名:アルモニア
住所:新潟市中央区西堀前通4番町729
web:armonia-niigata.com
ライター:和田
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