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新潟市のまちなかに若者が集う学校[ KAIKOU!]が、スタート!

みなさん、こんにちは。
「にいがたまちあそび学校KAIKOU!」(以下、KAIKOU!)のコミュニケーターリーダー/全体のプロデュースを担当しています、編集者の金澤と申します。

この春始まった、新しい新潟市の学校・KAIKOU!。
5月18日(土)には、オープニングイベント&説明会が無事に終了し、これから次々に展開される、新しくてチャレンジングな取り組みのことを、しっかり記録しておかなければと思い、初のnoteを執筆しています。



KAIKOU!って?

KAIKOU!で掲げている「まちで遊び、まちで学ぶ。」というコンセプト。
その言葉通り、新潟市のまちなかでさまざまな経験、出会い、学びを「まちあそび」と定義して、KAIKOU!講座に参加することでその機会を作っていきます。

KAIKOU!の誕生

右:踊り場代表/金澤、中:新潟市役所/稲葉さん、左:新潟日報社/小見さん

発起人は、定期的に新潟市都心でまちについて語る会を自主的に企画してきた、新潟市役所の稲葉一樹さん、その会の参加者で、KAIKOU!では事務局を担う、新潟日報社の小見彰さん、新潟市上古町で複合施設SANを運営する編集者・金澤の3人です。

それぞれの立場や思いを合わせたKAIKOU!の立ち上げ経緯について、インタビュー(公式HP)から抜粋してご紹介します。

「 立ち上げのきっかけは? 」

稲葉
「きっかけは新潟都心が大きく変わるタイミングで始まった「にいがた2km」のまちづくりです。新潟駅、万代、万代島、古町を含む周辺エリアを「次の世代も希望の持てる新潟」とするため様々な取り組みが行われています。僕はスタート当時は担当ではなかったのですが、行政という立場でなく、個人レベルでなにか出来ないかと考え「にいがた2km未来会議」を民間の知り合いと立ち上げました。前向きな行政職員と、SANの金澤さんをはじめとする民間側のプレイヤーのみなさんに声をかけ、まちについてみんなで語る会を月に一回ペースで約1年取り組んでいました。そのときに新潟日報社の小見さんも個人で参加してくれたんです。そのなかで、はじめて会った多様な人たちが議論すると、にいがた2kmから新しいものが生まれる感覚がちゃんとあって、これがやっぱりまちなかの良さ、都市のあるべき姿なんじゃないかなって思いました。」

小見「僕は以前長岡支社にいた頃に、長岡の若者に集まってもらい、ワークショップ等を行う「ながおかニュージェネプロジェクト」を実施していました。その時に若い世代同士の横のつながりって大切だな、と感じていました。そのあと新潟本社に戻ってから稲葉さんのお誘いで「未来会議」に出たとき、金澤さんや若いプレイヤーがすでに活躍しつつある土壌を見て、新潟市でもすごくおもしろい動きもできているんだなと感じたんです。そのなかで僕も「未来会議」が公的にやれるともっと広がるかなと思っていたので、稲葉さんから相談を受けたときに、いろんな人と繋がって地域を盛り上げたい!地元新聞社としても何か協力できたらいいなって思いました。」

稲葉「2023年春から僕が「にいがた2km」を推進する課に異動になり、プライベートで自主的にやっていた「未来会議」をそのまま続けるより、オフィシャルにできないかなと思ったんですよね。まず、まちなかで学校のような遊びと学びが一緒にできる場を作れないかと小見さんに相談し、一緒に視察も行きました。でも僕と小見さんだけで作っていくのはちょっと違うと思って。「まちの若いローカルプレイヤーが主役にならないと。プロデュースをお願いするなら金澤さんがいいんじゃないか」っていう話になりました。」

金澤「私はもっと自分の地元を楽しめるといいなと思ってUターンして、上古町商店街で複合施設「SAN」を始めて3年目になります。いい空気感の場所になっていて、さまざまなお客さんが来てくださるのですが、やっぱり一つの場所、“点”なんですよね。2年くらいやってきて、「SAN」のなかでいい空気を築けるんだけど、広いまちの視点で見たらほかとの“関わりしろ”がもっと欲しい、でも一人ではなかなか難しい。今ある強みだったり、SANだからできることを広げながら、「にいがた2km」エリアのほかのプレイヤーと一緒に取り組むことで、いろんな人がまちの楽しさを伝えられたらいいなっていうのはすごく思いました。」


講座を企画するのは「コミュニケーター」

新潟市都心で活躍する6名のコミュニケーターが、それぞれの拠点で開催される講座をプロデュースします。

KAIKOU!では「コミュニケーター」を「〇〇と人をつなぐ役、コミュニケーションを円滑に進める人」と定義。

実行委員会から任命された6名のコミュニケーターたちはそれぞれ、まちでコミュニティや場を運営するメンバー。すでにまちなかで活動しているコミュニケーターがKAIKOU!で連携することで、より幅広く深い「まちあそび」の創出が期待されます。

「人と人をつなぐ交流」
「活発なコミュニケーション」
「編集力」
「企画力」
などそれぞれの強みを生かして企画する講座を通して、コミュニケーターは参加者のまちあそびを全力で伴走していきます。


講座の仕組み

講座は年間14回を予定しています。1講座は以下のように3つのセッションがあり、その講座を受ける中で、同じ興味関心に集まった参加者同士の交流を深めていくことができます。

講座の後の交流会・シェアは、「初めまして」の人たちが会話できるような講座設計に


どんな講座がありますか?

現在公開されているのは3講座。それぞれ、コミュニケーターの企画熱意が迸るものばかり…

KAIKOU!には、入学・卒業のしばりはありません。
講座に参加するには、イベントに参加するような流れで、上記のイベント申込ページから、事前申込をお願いします。

講座は、月に1〜2回程度で開催を予定しています。
今後の情報は、カミングスーン!

こんな人に参加してほしい!

5/18(土)オープニングイベント「KAIKOU!SESSION2024春」

✓ 新潟市の人・もの・ことを知りたい
✓ まちなかで友だちを作りたい
✓ 新潟市に転勤・進学等でたまたま来た
✓ 外に出る理由が欲しい

KAIKOU!の講座に積極的に参加して欲しいのは、こんな若者たち。何かきっかけがあればな〜、と背中を押してほしい方が「こんなの待ってた!」と気軽な気持ちで参加できるような講座になっています。

ちなみに、5/18(土)オープニングイベントでは、同じチームになった6-7人の自己紹介タイムからスタート。ほとんどが初めましてだったところから、終わる頃にはLINEグループができるまでの関係になったチームも…!

まずは、少しの勇気と楽しみたい気持ちを持って、参加してみてはいかがでしょうか?

よくあるご質問/お問合せ


●講座への参加は有料ですか?
講座ごとに、参加費は異なります。基本的に無料講座はありませんが、500~2000円程度の飲食費等(他、材料費や実費がかかるものもあります)がかかります。
企業協賛をいただいている若手社員の方は、講座参加無料の特典も!

●協賛したいのですが…
KAIKOU!の運営は、新潟市と企業・団体からの協賛で成り立っています。協賛してくださるパートナー様には、コースによって特典もご用意しています。詳しくは以下のお問合せから、ご連絡お待ちしております。

●説明会に参加していない人でも、参加はできますか?
もちろんです。参加したい講座の申込フォームから、お申し込みください。毎回、講座の前には簡単なKAIKOU!の説明の時間もあります。ぜひ、気軽にご参加ください。

●対象年齢ではないのですが、参加できますか?
KAIKOU!は「若者」(高校生〜30代)をメインターゲットにしていますが、制限は設けておりません。ぜひ、興味のある講座にご参加いただけたら嬉しいです。

文:金澤李花子(上古町の百年長屋SAN副館長/合同会社踊り場 代表)
1993年生まれ。新潟明訓高校→都内大学法学部卒業後、雑誌『TOKYO GRAFFITI』編集・ディレクションを経験したのち、広告プロダクションにて、企業や自治体のクリエイティブ制作業務に携わる。2021年9月、古町に複合施設〈SAN〉を立ち上げるため、10年ぶりに地元・新潟市へUターン。2023年9月からは新潟三越跡地のプロジェクト「み〜つ」もスタート。古町の未来を明るく想像できるような場の運営を目指す。企画と編集の会社・合同会社踊り場として活動中。
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写真:大島彩
HP

KAIKOU!公式HP

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