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「効率だけじゃつまらない。だから私は、新潟文芸部に来る。」



はじめに

効率や生産性を求めることは、人生を充実させる一つの方法です。
短時間で成果を上げ、最適なルートを選び、無駄を削ぎ落とす。
それ自体に楽しさがあることも、よくわかっています。

「でも、それは会社でやればいい。」

僕たちが新潟文芸部で目指しているのは、
新しい価値観をアップデートし、視野を広げること。
効率だけでは測れない、「豊かさを感じられる器づくり」 です。

とはいえ、「価値観を広げる」と言っても、ただ集まって雑談をする場ではありません。
自分のやりたい作業をしっかりと進めながら、新しい価値観に触れられる。
そんなバランスのとれた時間が、ここにはあると思っています。


📚 新潟文芸部の時間配分──作業8割、コミュニケーション2割

新潟文芸部の自習会や読書会は、効率を否定するわけではありません。
むしろ、やるべきことに集中する時間を確保しながら、
そこに 「余白」 を組み込むことで、想像以上の気づきを得ることができる場です。

1. 作業時間はしっかり確保(8割)

まず、自分のやりたい作業をきちんと進める時間 があります。

  • ずっと読みたかった本に没頭する

  • 仕事や趣味の資料を整理する

  • 文章を書き進める

  • 試験勉強や資格取得のための学習をする

自宅ではついスマホを見てしまったり、カフェでは周りの雑音が気になったり。
そんな環境とは違い、ここでは静かに集中する時間を持つことができます。

2. 休憩時間で生まれる新しい発見(2割)

そして、休憩時間には、参加者同士の何気ない会話が生まれます。

  • ふとした雑談から、新しい視点を得る

  • 参加者の本の話を聞いて、興味が広がる

  • 自分では選ばなかったジャンルの本を知る

「この本、ずっと気になってたんですけど、実際どうでした?」
「え、それ面白そうですね! 私も読んでみようかな」

こんな 偶然の会話 から、予想もしなかった発見が生まれるのです。


📌 目の前の効率だけを求めることに、飽き飽きしていませんか?

仕事や日常生活では、「最適解」 を求められる場面が多くあります。
短時間で効果を出し、合理的に考え、最短距離を進む。

しかし、そんな効率的な毎日を過ごす中で、
ふと 「このままでいいのか?」 と思うことはありませんか?

たとえば…

  • 結果を出すことばかりに囚われて、自分が何を楽しみたいのかわからなくなる

  • すぐに役立つ情報ばかりを求めて、じっくり考える時間がなくなる

  • 仕事の生産性は上がったけど、それが本当に豊かさにつながっているのか疑問に思う

もしそんな風に感じることがあるなら、
効率を優先することばかりに 「疲れている」 のかもしれません。


📖 本屋に行く理由と、新潟文芸部の共通点

本を買うだけなら、ネットで注文すればすぐに届きます。
では、なぜ私たちは、わざわざ本屋に行くのでしょうか?

「今こんな本が流行っているんだ!」と発見する
「普段興味がないジャンルだけど、平積みされてると気になる」
「表紙が気に入って、ジャケ買いしてみる」
「思いがけず、心を動かされる一冊に出会う」

本屋には、単なる「購入」の場以上の 価値 があります。
そして、それは 新潟文芸部にも当てはまる のです。

  • 「この本、めちゃくちゃ面白そう!」と誰かが語る

  • そこから話が広がり、興味の幅が広がる

  • 思いがけず、新しい価値観に触れる

こうした 「偶然の出会い」 が、文芸部の活動にはたくさん詰まっています。


💡 一見、無駄に見えることの中に価値を見出したい

今、求めているのは、

  • 何かの役に立つからやる ではなく、ただ面白いからやる。

  • すぐに成果につながるから読む ではなく、気になったから読む。

  • 生産性があるから集まる ではなく、ただ一緒に過ごす時間を楽しむ。

そんな 「成果に執着しない時間」 です。

僕は、目の前の効率を求めることにとらわれず、
もっと、もーーーーっと広く、
一見無駄に見えることに、価値を見出せる大人になりたい。


📝 AIには代替できない、リアル開催の価値

デジタルで情報収集や学習は、どこでもできる時代です。
でも、新潟文芸部のようなリアルな場には、AIでは代替できない価値があります。

  • 偶然の出会いが生まれる

  • 価値観の違う人と対話することで、視野が広がる

  • 感情の共有や共感がリアルな熱量で生まれる

  • 想定外の展開が、新しい発想につながる

AIは過去のデータをもとに最適解を導き出しますが、
人が集まり、会話を通じて生まれる「想定外の発見」 は、リアルな場でしか得られません。


🌱 まとめ──効率だけでは得られない、新しい視点に触れる時間

新潟文芸部の読書会や自習会は、
やりたいことをしっかり進めながら、新しい価値観に出会える場です。

ここでは、
目の前の作業にしっかり集中できる(8割)
コミュニケーションの時間で視野が広がる(2割)
一見無駄に思えることから、新しい発見が生まれる
成果を求めることから解放され、心が豊かになる

もし、あなたも 「効率だけでは得られないもの」を求めているなら、
新潟文芸部で、新しい価値観に触れてみませんか?

📢 次回の開催情報はインスタ・ジモティー・こくちーずをチェック!

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