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「うおぬまアール・ブリュット芸術祭 ー原動力ー」開催レポート

新潟県十日町、魚沼地域で展覧会「うおぬまアール・ブリュット芸術祭 ー原動力ー」が開催されました。展示前の研修会から展示、展示会本番へと一連の参加型展示会についてレポートします。

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【事業実績】
会期:2021年10月16日(土)~24日(日)
会場:
十日町市市民活動センター十じろうギャラリー(十日町市本町3丁目6-4)
わっかふぇ(十日町市本町2丁目333-1)
※①は火曜休

出展者数:43名

参加団体:(オリンピック・パラリンピック展示コーナー)
ワークセンターあんしん、きぼうワークス、障がい福祉サービス事業所エンゼル妻有、十日町市身体障がい者福祉センター、なごみの家、ワークセンターなごみ、ワークセンターかわにし、ケアホームげじょう、サポートセンター工房なかさと、特定非営利活動法人十いろ

入場者数(十じろう会場での受付数):253名

協力団体:フォルトネット

今年度十日町市を会場に、障害のある方と障害福祉に関係する団体が実行委員会を作り、参加型展示会をおこないました。
新潟県アール・ブリュット・サポート・センター(以下、NASC)がサポートに入り、新潟県の十日町市~魚沼地域で行われる展覧会はこれが初めてです。NASCは展示研修の企画サポートや広報支援、展示什器の貸し出しを行いました。

展示研修会はビデオ通話システムZOOMで9月11日(土)に行われました。

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講師は、NASCの展示デザインでもおなじみのIDEKOの空間デザイナー小出真吾さん。展示予定の作品をもちより、具体的な展示について相談も交えながら話し合いました。

展示作業は会期前の2日間でおこないました。研修会講師の小出さんも参加し、随時相談しながら展示していきます。出展作品である絵を素材にスタッフTシャツを作り、メンバー皆で着用して作業しました。

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十じろうギャラリー


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わっかふぇ

10月24日(土)展覧会がオープン。

十じろうギャラリーの受付は、主に十日町市でひきこもり支援を行っているフォルトネットのメンバーが担当しました。

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十じろうギャラリーでは、ビーズ作品を天井から下げたり、空調機器に換気扇の絵を展示したりと、工夫されていました。
右の黄色の一角は、外側には絵が飾られていますが、黄色いボードに穴が開けられており、内側には描いた方の住まいであるお部屋のようすが覗き見れるようになっています。
展示担当された職員さんによると、絵を描かれた方のお部屋の様子自体が作品みたいで、それを皆さんに見せたい!という思いからこのような展示方法にされたとのこと。お部屋をまるごと持ってくることはできませんが、お部屋のようすが見ている私たちにも伝わってきました。

また、紙の両面に描いている方は、展示什器に物干しを使うことで両面を見せていました。釣り下げられたカレンダー用紙をくるくると回しながら見れる、とても楽しい展示でした。


十じろうギャラリーから徒歩数分のところに、第2会場のわっかふぇがあります。
こちらは、十日町福祉会ワークセンターなごみが運営するカフェです。
飲食だけでなく、この地域の施設授産品の物販も充実しています。そこに販売可の作品も展示されました。

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今回、さまざまな施設の協力により、43名とたいへん多くの方が出展されました。とても多彩な作品がギャラリーだけでなく、カフェスペースにも展示されることで色んな方にご覧いただく機会となりました。
また、この展示がきっかけとなり、「ワークセンターあんしん」さんへNASCが作品調査に訪問することができました。ありがとうございました。

展示を見に来てくださった皆さま、ありがとうございました!
スタッフの皆さま、大変お疲れ様でした!!今後もNASCは新潟県内の障害のある方の創作活動や施設へのサポートを継続していきます。ご相談などお気軽にご相談ください。

うおぬまアール・ブリュット芸術祭-1

うおぬまアール・ブリュット芸術祭-2




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