店舗スタッフがメディアとなって消費者と関わる。
今回取り上げるのは大手アパレルなどが導入している㈱パニッシュ・スタンダードの「STAFF START」というアプリサービスです。企業と消費者の間に立つ店舗スタッフを集め、その知見を可視化しメディア化するサービスです。詳しくは上の記事をどうぞ!
今回私が思ったのは、以前からもプロの販売員はいて、渋谷の109が最も有名だと思うのですが店舗に行けばその知識をフルに使って消費者の悩みに沿った商品をおすすめするということが行われていました。
それがIT化が進み、SNSで誰でも情報発信できる時代になりインターネット上でも販売活動ができるようになっているので店舗スタッフのメディア化は当然の流れのように思いました。
店舗スタッフをうまく使っている取り組みで一番有名だなって思うのが、BEAMSさんの取り組みで、店舗があまり忙しくない隙間時間を利用して店舗スタッフが考えたコーディネートをECサイトにアップロードして、購買につなげるというものです。
企業が発信する広告では伝えきれないことを店舗スタッフは消費者に近い目線に立ち、着回しや商品のポイントを解説しているので面白いなって思いました。
▼STAFF STARTを使ったBEAMSのサイトはこちら
このサービスが面白いなと思ったのは、普通は店舗スタッフが売り場に立っていて、消費者が来たときにしかおすすめができないのですが、店舗スタッフ発信で消費者に働きかけることができるようになっているところです。
また、デジタルならではだなって感じたのはコスメ業界が多く行っているのですが、化粧品を使った前後(ビフォーアフター)を掲載しているところです。リアルでは絶対に見れないし、スタッフさんの勇気もすごいなって思います。
企業の社員はある種、企業のファンという性質もあるのでこの隠れたファンを掘り起こした素晴らしいファン施策だなって思いました。(インフルエンサー施策かもしれませんが。。)
ちょっと惜しいなって思ったのが、ZOZOみたいに一つの媒体を通して全部のブランドが見れるようにしたらブランド間で差別化できるのでユーザーが使いやすいんじゃないかなって思いました。(@コスメてきなやつの店舗スタッフVer)
▼「STAFF START」のHPはこちら
女性の方はぜひ下のサイトを覗きに行って見てください!
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