2023年産出資馬確定と振り返り
前書き
一口馬主2023産の出資馬は今回のマルードロップの出資で打ち止めになったのでこれを機に一度出資理由やそれに関連した話を書き留めておこうと思いました
いやはや時が経つのは早いですねー
2024年3月中旬頃にふと一口の募集馬を調べた際にローズゴジャールの馬体に一目惚れして入会したのが始まりなんですよね(そのきっかけのローズゴジャールが現状厳しい状況なのがショックですが)
その後、色々調べてノーザン系クラブは中々敷居が高かったので安価でそこそこ回収率が高いノルマンディーに惹かれて残口馬で入会しました
現状は不満点は当然ありますが楽しく一口馬主ライフを過ごせてます
本当に良くも悪くも本音で話していくので目次の馬に出資されてる方は特に読む場合は覚悟してご覧下さい
ピエールドリュヌの23
本馬の出資を決めた時期は6月中旬ぐらい?でその時は母年齢、母産駒成績、馬体を重視というか8割位のファクターにしてました。本馬の馬体が悪くは見えないものの良くも見えず、加えてあまり好みな雰囲気で無かったので考慮してませんでした。しかし残口が少なくなっていた頃に改めて考えた際に直近の写真が比較的良く見えたのと重賞馬と同配合な上ホームラン性が高いオルフェーヴルがどうしても魅力的で勢いで出資してしまいました。
2025年1月現在430kg前半で安定。
当時はこの位迄なら全然許容範囲だったがローズゴジャールが調教負荷かけた瞬間440kg→420kgに激減した事からデータ的に許容できる下限よりは10kgは上の馬体重であって欲しいと思っている。
後正直全兄の不振やそもそもの母産駒成績の強調のしづらさ、馬体は別に特段好みではない(ムキムキ大好きマン)、200口とネガ材料の宝庫
残口がものすごい勢いで減っている状況で惑わされた感が凄いです
更に暗に本馬が下ともとれる発言を牧場に出させたピエールドリュヌ24の存在もテンサゲな点
出資馬の中では期待感が薄い方ですが驚かされるような活躍を見せて欲しいです。
トキノステラの23
本馬の出資を決めたのは9月下旬
その頃はまだ残口警報すら出ておらずその後満口になり「先に本馬を見抜いたのは私だ」おじさんになっていました。
まあ自分は9月の写真を見る迄はバランスが良いし村田牧場さんかつ1番勢いのある牝系だが後ろトモは?とか厩舎が…とかで様子見枠でした笑。
関連した話でいくとXで散々滅茶苦茶良いとか言ってたスラリーアイスの23は結局行ってないんですよね
もし走ったら一口馬主でも逆神なんかと笑って下さい
話を戻しまして本馬は現在の所非常に順調そうです。坂路の時計が18〜20秒で止まっているのは不満ではありますが動きの良さや馬体の良さに関するコメントが多い事や何回も調教師が来訪している事からも中々期待できそうです。
あまり重賞馬というタイプではないと考えてますが芝ダート1200〜1400mあたりで2,3勝クラスになってくれたらなと思ってます。
オヒアの23
これからはノルマンディー出資馬に触れていきます。本馬というかノルマンディーの2023産はある程度一口馬主としてのセオリーを学んだ後の募集だったので今持ってる知識をフルに使って出資しましたただ、後ほど触れますが少し反省点がありました。
基準の1部は以下の所で述べてますが
これら馬体重や母産駒成績、値段だけでなく実際は厩舎、馬体、歩様、種牡馬成績も加味して選定しました。初期の頃の母産駒成績、母年齢、馬体重が許容範囲なら後は好みの馬体で!とは随分進歩しています。
個人的な出資馬選定の流れは一旦確立し、具体的に述べると
1.馬体重440kg以上(原則)、2000万前後以下、厩舎が極端に悪くない、母成績が許容できるかで絞る
2.馬体、歩様から更に絞る
(1を満たさなくても許せるくらい特筆して2が良いなら候補に)
3.種牡馬成績や近況、血統等を更に入念に比較吟味
個人的に初年度で大きいと感じているのは自分の出資の決め手が馬体(自分の好みの)である事に気付けた事ですね。
結構今から俺はデータを捨てる!ってなってしまうので上手い事付き合っていきたいですね
滅茶苦茶話が脱線してるので話を戻します。本馬の出資理由ですがまあ1番は馬体ですよね。大きくムキムキな前駆と締まってハリのある後駆、一目でこいつや!ってなりましたね。
データ、主観評価においても母成績C〜B、種牡馬成績C〜B、厩舎A、歩様B、馬体重A(因みにBが出資基準)と基準以上で一定の走れる裏付けがあります。
出資後早々頓挫しましたがダート馬として明確に他馬より勝っている部分があるので心配は不思議と無いですね。
後、本馬は自分の馬名案が決戦投票迄残っているのでそれもあり思い入れが強いです。何卒よろしくお願いしたいです。
ショウリダバンザイの23
正直やってもうたかも枠2頭目です。まあ本馬を調べたらすぐに分かりますがそもそも大重要データである馬体重の条件をがっつり下回ってます。
おまけに地方馬中心とはいえ産駒は中央未勝利ですからね。強調材料としては日高中心と考えればかなり好調な新種牡馬タワーオブロンドン、母の競争成績(中央での実績では無いので実際の能力は同額稼いだ中央馬より落ちるかも)位ですかね。
今後は本馬のような馬は選ばない気がします。
では何故選んだのかというとそれは某馬体診断の人の激推しだったからです。より正確に言うとその人の激推しだからもう一回見直したらかなり馬体が好みだったんですよね。練り蜜のような後ろトモは他の募集馬とは明らかに違うなと思いました。
馬体自体はそう感じているのでそこまでそっちには後悔は無いのですが、どちらかというと馬体診断の人の評価をかなり信用してしまったのが反省点です。
これは二次募集の時に分かったのですが、その方の2年前の二次募集のnoteを買ってどういう結果か調べたんですよね。結果は当たりと言える馬を引ける確率がベタ買いと数%しか変わらないという感じに。
かなり勉強してるのは伝わってくるし昔より今の方が見れるようになっているとは思いますが正直マジかーとなりました。別に100発90中を期待してた訳ではありませんが当たりがベタで10%としたら30%位にはなると思ってました。
今後は馬体関連は自分の好みオンリーで行くと固く決意しました。
現状馬体重が滅茶苦茶心配ですが近況でも後ろトモの盛り上がりは段違いで並みの馬とは思えないんですがねー。まあ相馬眼は一切無いので素人の戯言ですが。
マルーンドロップの23
映えある最後に紹介する馬が本馬ですね。
本馬について語る上で欠かせないのはギリギリ迄と本馬と出資馬になるか争った2頭の存在でしょう。
1頭目は同じ二次募集馬のディアサルファーの21で2頭目はターファイトのスマッシュハートの23です。
データ、主観評価だと3頭は
マルードロップの23
母成績B、種牡馬成績B、厩舎A、歩様A、馬体A
ディアサルファーの23
母成績 暫定B、種牡馬成績B、厩舎C〜B、歩様S、馬体C〜B
スマッシュハートの23
母成績S、種牡馬成績S、厩舎A、歩様C〜B、馬体C〜B
改めて評価の大体の目安を書くと
S 特筆すべきほど他馬より優れた点である
A出資基準を上回る
B出資基準
C出資基準を他条件次第で許容できる程度に下回る
D即出資候補から外れるレベルとなります。
これ書いてて改めて当時本当に悩みに悩んだなーって懐かしく思いました
そもそも元々は牡馬に出資したかったので歩様か異次元に良かったディアサルファーしか見えてなかったのですが、先程話に出した例の人のnoteを読んでマルーンドロップの23が候補に上がって、牝馬を選択肢に入れるならと明らかな良血馬のスマッシュハートの23も候補に加わりました
馬体重含めた馬体のボリュームの小ささがどうしても気になってディアサルファーの23が候補からフェードアウト
募集開始の一週間前はずっと2頭の比較で悩んでました
先程の評価から見て取れるようにデータだけならほぼほぼスマッシュハートが優勢。特にキズナ牝馬というだけで勝ち上がり率50%近かったり酒井牧場は平均1世代に1頭5000万稼ぐ馬が出るレベルの生産者リーディングでは測れない牧場。おまけに1番そこで力のあるライン出身の馬。ただ、どうしてもモデル体型が好みでは無いのと歩様動画がほぼ良し悪しを判断できないレベルだし牧場の人の取材が無し。
2800万(キズナ産駒で母名牝と考えれば激安)である事も引っかかってしまった。
おまけ的な話であるがターファイト×酒井牧場は昨今殆ど無いが昔はかなり親密な付き合いがあったようでデータ的には回収率は120%位だが勝ち上がり率52%、平均獲得賞金が3000万近くと谷川さんと引けを取らないレベルで好成績を出している
半分消去法で選ばれたように取られかねないマルードロップの23だが全体的にふっくらとした健康的な馬体に好感を抱きました。また、前後のバランスも良いですね。同時期の全姉の写真と見比べるとやはり前後のボリュームが一回りは大きく、少なくとも勝ち上がりはできるんじゃないかと判断
現状悪いコメントは無いので期待してます
*追記
そう言えばノルマンディーの募集での反省点を話して無かったのでここで
主に2点あって
1点目は母産駒成績に関してある程度子が走っている場合の足切り基準がかなり厳しい事が分かった事
2点目はこれに関しては少し触れてますが出資馬選定においてはやはり原則自力やらないと駄目だと言う事です
あとがき
以上です。
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