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43歳FIRE達成者が明かす 今日からできるFIRE実現への3つの習慣②〈FIREオーナー様の声|村野様〉

昨今、目にすることが多くなった「FIRE」という文字。経済的な自立と早期リタイアの実現を意味する言葉です。

「不労所得を手に入れて自由な暮らしができたら…」

そんな憧れはあるものの、自分のような普通のサラリーマンではなく、特別な人だけができるものだと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は私たちのような一般的なサラリーマンであっても、正しいマインドセットと投資法を実践することで、FIREを実現することは可能です。

そこで今回、どこにでもいる普通のサラリーマンながらコツコツと投資を行い、43歳で年3,000万円の不労所得を達成しFIREを実現した村野博基氏(45)にインタビューを実施。FIREを達成するために重要な3つの習慣について、今回は2つ目の習慣をご紹介します。

〈FIRE実現への3つの習慣①『時間を「面」で捉える』〉はこちらから

FIREを実現する3つの習慣②:買い物は「欲しい」を探すのではない

―FIREを実現する習慣の2つ目はなんでしょうか。

買い物をする際、「欲しいもの」のうち、「欲しい」ではなく「もの」に重点を置いて考えるべきだと思っています。つまり、“目的を達成するための手段”としてものを買いましょう、ということです。

例えば、「ペットボトルのお茶を買いたい」とします。お茶と言っても、プライベートブランドの安いものから、素材や製法にこだわった高いものまでいろいろありますよね。その中で何を選ぶかとなったときに、ただ単にのどを潤すためか、それともおいしいお茶が飲みたいのか、で選択肢は変わると思います。のどを潤すためであれば、高いお茶は必要ないですし、何ならただの水でも良いわけです。

周りを見ていると、欲しいと思えるものをわざわざ探している気がするんですよね。ある意味必要がないものを買っているわけですから、もったいないことだと思います。

―ちなみに村野さんの最近の買い物で高いものは何でしたか。

高いものは…全然買ってないですね(笑)。しいて言うならば、“コオロギの養殖事業を手掛ける会社の未公開株式の新株予約権を9万円”で購入したくらいでしょうか。

これは投資が半分、もう半分は「面白い」と思ったから買いましたね。この話をあちこちですると、「コオロギって食べられるの?」とかって食いついてくれるんですよ。ある意味話のネタにするために買ったようなものです。

話題作りという自分の経験になるものに対してお金を使ったわけですが、良い買い物をしたと思っています。

〈今日からできるFIRE実現への3つの習慣③〉に続く