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情勢等情報と生活感ギャップ

私はある日、仕事からの帰宅途中、いつもと変わらない夕焼けの空をものすごく美しく感じました。別の日にだってそう思うことはよくありますが、その日の自分の心持ちなのかなんなのか、ただただ「平和」を感じたんです。

TVメディアをはじめ、SNSメディア等の普及により、私達は普段からあらゆる場面で情報を見聞きしています。特にSNSから得られる情報は、TVでは考えられないような、あるいは思いもしない情報を得ることができます。頭の中ではいとも簡単に世界と繋がり、表面だけではない世界、いろいろな思惑や陰謀なんてのにも触れることも増えました。得られる情報からは、自分の未来のため、もっと言えば人の未来のためにあれやこれやと思考や想像を巡らせたりします。ある時は頭の中がいっぱいいっぱいになったり、自分一人の無力さを感じたりします。しかし、それとは別に…と切り離してしまうのも違うのかもしれませんが、実生活はというとそんなことからまるでかけ離れたように、問題など何もないかのごとくに感じてしまう瞬間があります。いや庶民的にはそれが普通であり、その普通感が全てなのかもしれません。そうであるから庶民の一個人からしたら生活上の様々な問題を抱えていたとしても「平和」であるに違いなく、よく「平和ボケ」なんてメディアで言われることがありますが、「だって平和に感じてしまうんだもんしょうがないじゃん、むしろ平和ボケできるような世界にしてよ」とも思ってしまいます。今の日本では、紛争もなければ戦争に参加していることもありません。そうならないように、私たちが知らない見えないところで尽力している方々も実際はいるはずで、私達庶民は誰に何に感謝すればいいかもわからず、ただただ平和な日々を過ごさせてもらっています。なのに問題がことあるごとにただただ文句を並べてしまうのは、虫が良すぎるのかもしれません。

国ごと民族ごとに経過した時間の中での歴史や慣習、思考というのは驚くほどの違いが実は存在します。でも人の根本的ないい部分をフィーチャーした世界に向けて理解しあえたり、お金や権力といった結局は自分のエゴの為に世界や人そのものを狂わせたりしない世界になればいいなと思います。

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Isshy
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