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エネルギー産業の国有化について再考

よく石油・天然ガスについて価格を維持するための生産調整がされることがある。

油田やパイプラインなどの開発・維持にかかるコストを賄うため、過度の生産による環境破壊を防ぐため必要な措置だとは思う。

しかし、安価なエネルギー源が経済を加速するのも事実。

エネルギー産業からの利幅や税収を圧縮することで国の経済全体が活性化し、豊かになると考えられている。
実際、ウクライナ戦争で安価なエネルギー資源の供給を絶たれた欧州は急速に力を失っている。世銀の購買力平価GDPの推移を見れば明らか。
これがわかっているのであれば、全体最適の視点でエネルギー価格を安価に抑えるという政策もあるのではないか?

社会主義の計画経済が必ずしもうまくいかないことはソ連の例でわかっている。しかし、経済成長に生のスパイラルを生み出す可能性をみすみす見逃す必要はない。


日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。