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日本の通商が破壊される
食料とエネルギー、資源の自給率の低い日本にとっては、海運は生命線です。これを守り抜くことができなければ、大東亜戦争のときのように国内は困窮し餓死者、凍死者が続出し、日本人口は半減するでしょう。
通商破壊とは、海の補給線を断ち、敵国を兵糧攻めにする戦略です。
3大航路
アメリカ・カナダ、中東・欧州、オーストラリアあたりが主要な輸入先でしょうか?この中で、中東・欧州航路は 絶望的です。最悪、太平洋の2航路が確保できればよいのですが、制海権がなくなればこれらもアウトです。
Uボート
通商破壊の歴史は古くからあります。イギリス、スペイン、大日本帝国。海洋国家は通商破壊により大きな影響を受けます。これに注意を払わなければ長く戦い続けることはできません。最近で有名なのは第二次世界大戦のドイツのUボートによる、イギリスの通商破壊でしょうか?
通商破壊の影響
人間が直接食べる食料だけだなく、家畜の飼料の輸入も止まると、都会ではほとんどの食料の調達が困難となるでしょう。海が封鎖されてしまえば、漁獲量も激減です。
ギブアップしたところで海上封鎖、通商破壊が中止される保証はありません。軍備がなければこれを跳ね除ける手立てもありません。ただ死を待つのみです。
まとめ
海に囲まれた日本人は、シーレーンが自分たちの生命線だということを片時も忘れてはならないと思います。これを守るためにあらゆるコストを支払うべきです。
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