拡張現実の肝は「合わせ」
拡張現実は、現実と仮想を「合わせる」ところが肝です。
* 位置を合わせる
* 時間を合わせる
* 位置と時間=動きを合わせる
五感の合わせを考えると、それこそ無限の組み合わせがあると言えます。
しかし、人間ならなんでもない位置合わせが機械にはとても難しい。合わせるものと合わせられるものが何なのか?という認識ができないから。
ARマーカーをつけて位置合わせするのはなぜか?「この実物マーカーが、この仮想マーカーとマッピングされるものですよ」ということを人間が教えてあげられるから機械が合わせられるのです。
これを人間の認知機能の補助なしに行うには、人間と同じような認知機能を拡張現実システムに持たせることが必要になります。実際、最近の拡張現実は認知機能を取り込んだ実装となっています。(認知機能を参考に作られたOpenCVのようなライブラリはその最たるものと考えています)
だから?
「合わせ」のテクノロジーはまだ黎明期です。まだまだ、発展の余地があります。この部分に真似できないようなアドバンテージを築けないものでしょうか?
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日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。