宇宙太陽光発電の可能性
二酸化炭素の排出を規制すれば温暖化・気候変動がなくなり人類の住環境は長期的に安定する
現代は、SiFi?ファンタジー?と思ってしまうような論がまかりとおってしまう世の中です。まだ中世の宗教裁判・魔女狩りの域を脱していないのだと実感します。
数多いるはずの理系大学生や卒業生には奮起してもらいたいところです。もっとも、こんな事をつぶやいているとジョルダノ・ブルーノみたいに火あぶりの刑にされてしまうかもしれません。令和のはやり病も自粛警察・マスク警察が幅を利かせているような世の中ですから。
(閑話休題)
どうせ大金を動かすのであれば、化石燃料の利用を縮減するばかりではなく、新しいエネルギー源や既存エネルギーの効率的な利用に関する研究・開発にも積極投資した方が良いのではないでしょうか?
宇宙太陽光発電
小泉環境大臣の「全ての建物に太陽光パネル」という話を聞いて、宇宙太陽光発電の方が投資に値するのではないか?と思いました(Wikipediaの宇宙太陽光発電)
アイディアや企画自体は私が子供の頃からありました(子供向けアニメでも登場していた)。残念ながら、伝送に関わる技術的課題やコストが合わないなどの理由で前に進んでいないようです。
出典:EMIRA -エネルギー視点で未来を考えるメディア- supported by TEPCO
しかし、NASAやJAXAによる実証実験は進められていて、技術的なブレークスルーか世界経済における変化があれば実用化にはずみがつくかもしれません。私は、イーロン・マスクのSpaceXによる火星移住計画やスターリンクそして米中の宇宙開発競争激化などがきっかけとなりこの領域に革命が起きることを期待しています。
出典:JAXAホームページ
地上で使うような太陽光パネルを宇宙空間に並べるわけではなく、太陽光を直接レーザーに変換するような技術が大規模に利用されることになるでしょう。
2021/5/19追記:ジュンク堂池袋店で発見
おまけ
A4x2枚のレポートでしたが、高校生らのまとめた下記の資料を見つけました。本当に日本の理系少年・理系少女に頑張ってほしい。日本天文学会(2009年のジュニアセッション 「宇宙発電でさよならCO2」)
もう一つ。子供の頃から期待しているのがMHD発電。
(玉置、荻原『MHD発電』1967年、総合科学出版 絶版)