人間の使うエネルギーは全て核エネルギー
太陽光発電と小型原子炉のnote記事を書いていて、以前読んだ『エネルギーとはなにか』という本を思い出しました。
最後の章で、次のような言葉が書かれています。
”地球 上 で 利用 する エネルギー の ほとんど すべて は、 もと を ただせ ば 原子核 の 変換 ー核融合 か 核分裂ー による もの だ と 言える” ロジャー・G・ニュートン『エネルギーとはなにか そのエッセンスがゼロからわかる (ブルーバックス)』おわりに、より抜粋
これは、化石燃料も含めて人間が利用している全てのエネルギーは太陽(核融合)由来のものであるということです。植物が太陽光を浴びて生成した炭水化物が、長年月のうちに変化して化石燃料となったからです。(ちなみに地熱も地球内部で発生する核エネルギーです)
エネルギーの枯渇などを理由に人類の発展を止めてはいけない
我々は化石燃料の残りを気にしながらほそぼそと暮らす必要はありません。全てのエネルギーの源である核エネルギーは枯渇しないのですから。
そんなことより、科学技術を更に発展させて、人類を一瞬にして葬り去るような破局に抗する事ができるようにしなければなりません。それは、火山の破局噴火かもしれませんし、隕石や彗星の衝突、感染症のパンデミック、人類同士の全滅戦争、新しい生命体の発生かもしれません。様々な破局が明日にでもくるかもしれません。
核エネルギーと向き合う
核融合・核分裂などの核エネルギーの安全利用については、諦めずに研究・開発を続ける必要があると思います。最終的には、核エネルギーこそが人類の利用できる全てのエネルギーの源になるのですから。
技術の発展が人間を不幸にしてきたという証拠はない
火薬や原爆の発明による殺人はありました。しかし、長期間でみると技術の発展により人類は繁栄を続けてきました。ほんの数百年前には死ななければならなかった人たちが、普通に生き永らえることができるようになっています。核エネルギーを不必要に恐れずに、人類の繁栄に役立てることを考えるべきだと思います。
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日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。