202X年、日中戦争下の市民生活
日中開戦後の日本本土の普通の人の生活はどうなるのでしょうか?物資・エネルギーの輸入が封殺され、兵糧攻めのような状態になるのではないでしょうか?
2017年の映画『サバイバルファミリー』は、電力なき世界の都市生活者を描いた作品です。コメディの形をとっているため、餓死者などのシリアスな表現はありませんでしたが、それでもその危機感はひしひし伝わってくるものでした。
少し、各種生活インフラ別に困りごとを想像してみました。
石油・ガス
発電はもとより、プラスチック製品から、薬品まで原料となっている石油・ガス。
電力・ガス
電力については原子力もあるため、石油・ガスが、なくなってもしばらくはもつでしょう。ゆえに真っ先に攻撃の対象となりそうですが。
また、送電網やガスの配管網が寸断されれば、家庭に届くことはありません。
上下水道
化学・生物兵器が水道に対して使われれば(アメリカの日本殲滅作戦「ダウンフォール」ではマスタードガスの使用などが計画されていました)、都市はほぼ住めなくなるでしょう。
食糧
穀物・肉、家畜の飼料が輸入されなくなると、日本の食糧事情は一気に悪化します。やはり都市生活者には餓死者が続出することが想定されます。
輸送
エネルギー資源が途絶えることで、全て動かなくなります。人はもちろん物資も動きません。コンビニもスーパーにも何も並ばなくなります。
放送・通信
同じくエネルギーの途絶やサイバー攻撃により、全て途絶します。田舎との連絡は取れなくなり、遠隔地に住む家族の安否もわからなくなります。
医療
医療も電気やクスリなどのエネルギーに依存しています。歯が痛くても治療できず、怪我をしても治せず、糖尿病や難病などの薬品や器械に依存した患者は、生存の危機にさらされます。
まとめ
このようなことは国や学術レベルで研究されていることがたくさんありそうです。今のマスメディアは危機を煽るのが好きなようなので、ぜひ取り上げて安全保障に対する国民意識を上げてもらいとこです。
下記を読んで、もう少し見識を深めたいと思います。