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日本酒紀『ドラム缶大塚店』
日本酒紀4本目、今回は東京の通いたくなる人気の安ウマ酒場「立ち飲み居酒屋ドラム缶 大塚店」のご紹介。
「こんなにちょうどいい立ち飲み屋があるのか!」と初訪問時ににほんしゅ・北井が惚れてしまった立ち飲み居酒屋。紹介してくれた料理芸人の藤井21くんに大燗謝。
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生ビール350円。とても財布に優しいのがまず嬉しい。サクッと行けるこの気軽さがチェーンやのれん加盟システムの酒場のいいところであるが、ドラム缶の面白いところはグランドメニュー以外の各店舗オリジナルメニューの自由度が高いところ。
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その自由度の高さは餃子の王将のメニューを軽く超える。
最近店舗数が減っている「ドラム缶」だが大塚店は「おつまみが美味い!」と高い人気を誇る。
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590円のお刺身盛りがちゃんと美味しかったり(「スーパーで買ってももう少し高くなるよ?」というお値打ち感)、日替わりおつまみメニューが酒飲みのツボを見事についていたり(大将はお酒飲めないのにすごい)、日替わりの日本酒も酒漫才師の僕が「いいの入れてるね!」と思わず言いたくなるチョイス。
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特筆すべきは揚げたての唐揚げの美味いしさ。カリッとした衣とジューシーさで僕の好みど真ん中唐揚げ。お酒との相性抜群の絶妙なおつまみたちはお酒をぐいぐい進める。
そして立ち飲みなので長っ尻にならずに「じゃあぼちぼち行こうか」とほどよきところで退店できるのも良い。
色々気遣いしてくださるご夫婦がやっていて店内は明るく清潔感もあるため女性一人客も多い。
フランチャイズやチェーン店に通うのは20代取り憑かれたように通っていた鳥貴族以来だけれど、「チェーン店やフランチャイズ店だって人がやってるんよなぁ」と当たり前のことを思い出させてくれたお店。
大塚に引っ越したくなる素晴らしい立ち飲み屋である。
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